PassLogic Authenticatorに生体認証機能が新たに搭載されました
2024年9月24日より、パスロジ株式会社が提供する多要素認証ソリューション「PassLogic(パスロジック)」の専用アプリ、PassLogic Authenticator(パスロジック オーセンティケーター)に生体認証機能が追加されます。この新機能により、ログインプロテクト機能の解除がスマートフォンの生体認証によって行えるようになり、セキュリティが大幅に強化されました。生体認証は多要素認証の重要な要素の一つであり、知識、所有、そして生体を組み合わせることで、より安全性の高い認証環境が実現します。
新機能の導入背景
パスロジでは、これまでパスワードやクライアント証明書、Cookie認証などの方法で安全性を高めてきましたが、利用者から生体認証のニーズが高まっていました。その声に応える形で生体認証機能の実装が実現しました。この機能は特に、企業や政府機関での導入が進んでおり、多様なニーズに応じた認証方法を提供するための一環となります。
生体認証機能の特徴
新しく追加された生体認証機能は、PassLogic Authenticatorのログインプロテクト機能と連携しています。この機能を利用することで、通常時は認証サーバーへのアクセスを制限し、必要な時にのみ、60秒間だけ資格情報を受け付ける設定が可能です。これにより、不正アクセスのリスクを最小限に抑えることができます。
生体認証を使ったプロテクト機能の解除方法は2通りあり、ボタンをタップする方法とスマートフォンの生体認証機能を活用する方法があります。この組み合わせにより、高度な安全性が確保されています。
利用方法と今後の展望
PassLogic Authenticatorは、今回の生体認証機能の追加により、合計8種類の認証方式を提供します。これにより、16通りの多要素認証の組わせることが可能となり、利便性と安全性の両立が図れるようになります。これからもパスロジは、情報化社会における安心・安全な認証環境の構築に寄与し続けていくでしょう。
パスロジの会社概要
パスロジ株式会社は2000年に設立され、純国産のセキュリティ製品の研究開発を行う企業です。国内外で広く認知される特許を多数取得しており、116万件以上のライセンスが発行されています。その活動を通じて、持続可能な情報セキュリティインフラの構築に寄与しています。セキュリティソリューションとしての「PassLogic」は、多くの企業や政府機関に採用され、信用のある製品として広がっています。
詳しい情報については、パスロジの公式サイトやお問い合わせフォームから入手できます。