自然エネルギーの普及を目指すネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、太陽電池モジュールの累計出荷量が2012年からの統計開始以来、ついに2GWを超えたことを発表しました。この出荷量は、実に原子力発電所2基分に相当し、首都圏全体の電力需要の約5%にあたります。これは、約70万世帯分の電力を賄うことができ、年間で約120万トンものCO2排出量削減が見込まれています。
このような出荷量の達成は、固定価格買取制度(FIT)の開始によるものですが、近年はFIT制度に依存しないNon-FITモデルへの移行が進んでいます。それに伴い、同社は住宅向けだけでなく、法人向けの自家消費型の太陽光発電システムにも注力しており、顧客との堅実なパートナーシップを築いてきました。
ネクストエナジーの太陽電池モジュールの特徴
高い品質と長期保証
ネクストエナジーの太陽電池モジュールは、徹底した品質管理のもとで製造されています。現地工場で全モジュールの検査を行い、その後日本国内で二重チェックを実施。不具合のない製品の提供を徹底しています。また、流通過程においても不特定のサンプルが定期的に検査され、常に高い品質を保持。
この成果として、長期保証制度を導入しており、太陽電池モジュールについては10年の経済損失補償と、25年または30年のリニア出力保証を提供しています。
多彩なラインアップ
多様な用途に応じた豊富なラインアップを展開しているネクストエナジーでは、高出力タイプや両面発電タイプ、軽量タイプ、高耐荷重タイプなど、多様な商品を取り揃えています。特に両面発電タイプは、反射光や散乱光を集めて効率的に発電できます。また、住宅向け小型モジュールは、狭い屋根でも多くの設置が可能です。
ソーラーカーポートの開発
屋根以外の場所への設置として人気が高まっているソーラーカーポートの開発にも力を入れています。「Dulightシリーズ」では、両面発電太陽電池モジュールを採用。地面の反射光や散乱光を効果的に受光し、高い発電性能を誇ります。
これらの製品は、住宅だけでなく、商業施設や工場の自家消費設備としても利用されています。
環境への配慮
当社は再生可能エネルギーの普及と同時に、機器の廃棄問題にも真剣に取り組んでいます。他社に先駆けて2005年から不要な中古モジュールの買い取りを開始し、独自技術で信頼できるモジュールを販売する再生・再利用事業を進めています。これまでに14万枚以上の中古モジュールを検査してきました。
また太陽電池モジュールメーカーとして初めて環境省の「広域認定制度」の認定を受け、廃棄製品のスムーズな回収とリサイクルが可能になっています。
結論
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、「自然エネルギーを普及させ、持続可能な社会の実現に寄与する」ことを掲げ、新たなエネルギー利用の選択肢を提案し続けます。今後も時代の変化に応じた製品開発やサービス向上に努め、脱炭素社会の実現に向けて貢献していくことでしょう。