おにぎりアクション2024、始動
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(TFT)は、食料問題を解決するための取り組みを続けています。今年も10月3日から11月16日まで、「おにぎりアクション2024」を開催します。
10回目を迎えるおにぎりアクション
この活動は、国連が定めた「世界食料デー」に合わせて実施され、今年で10回目となります。日産セレナ、セイコーエプソン、オイシックス・ラ・大地、ニッスイ、ニコニコのりなど、多くの企業がスポンサーとして参加し、支援を行っています。
食の現状
最近のFAOの報告書によると、地球上では十分な食料が生産されているものの、約7億5720万人が「飢餓」状態にあります。特に、TFTが支援する東アフリカ地域では、その割合が高く、約3人に1人が栄養不足に陥っていると言われています。このような現状を踏まえ、SDGs達成のためにはさまざまな組織が協力して、迅速に解決策を見いださなければなりません。
おにぎりアクションのメカニズム
この「おにぎりアクション」は、SNSで「おにぎり」の写真を投稿することで成り立っています。投稿された1枚の写真につき、協賛企業が100円を寄付し、これがアフリカやアジアの子供たちに給食として届けられます。2015年からの活動で、これまでに約185万枚の写真が投稿され、1017万食もの給食が提供されました。
食の支援を通じた地域活性化
TFTでは、学校や地域のコミュニティと連携し、 栄養価の高い給食を用意しています。その際、できるだけ地元で生産された食材を活用することで、子供たちの栄養を補うだけでなく、地域経済にも貢献することを目指しています。温かい給食は、子どもたちの腹を満たすだけでなく、教育の機会をも生み出し、地域全体の活性化にもつながっています。
協賛企業の声
日産セレナ
「日産セレナは、家族のためのミニバンとして子どもたちの可能性を広げることにコミットしています。そのため、TFTの取り組みに賛同し、7年連続で支援しています。より多くの子供たちに給食を届けることで、世界をより良くしたいと考えています。」
セイコーエプソン
「格差解消や子ども支援に取り組む中で、おにぎりアクションの趣旨に共感し、参加しています。社会性と経済性を両立させ、このアクションが世界中に笑顔を広げることを信じています。」
オイシックス・ラ・大地
「未来の子どもたちに食の重要性を知ってもらい、感謝の気持ちを育むために、毎年この活動に参加しています。」
おにぎりアクションを支える力
「おにぎりアクション」は、NPO、企業、自治体、参加者が一体となり支えるムーブメントです。今後も協賛企業を募集しているので、興味のある方はぜひ参加を検討してほしいです。
お問い合わせ先
公式ウェブサイトの情報を参照し、ぜひご協力をお願いします。TFTの活動に参加することで、皆さんも世界の子供たちを救う手助けをすることができます。
公式サイト:
TFT公式サイト