日本語教育の新たな挑戦、HAi-J
教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社が運営するヒューマンアカデミー日本語学校は、2026年1月30日より日本語AI会話アプリ「HAi-J(ハイジェイ)」のiOS版を提供開始します。このアプリは、外国人労働者が日本社会において必要とされる実践的な会話力をAIアバターと共に24時間いつでも習得できる環境を提供します。
iOS対応による利便性の向上
iPhoneのユーザーは増加しており、その普及を受けてiOS版のリリースが決定されました。この新しい選択肢により、ユーザーは自宅はもちろん、通勤中や学校、さらには旅行先でも手軽に日本語の学習が可能になります。学習のスタイルは非常に柔軟で、場所を選ばずに利用できる点が大きな魅力です。
専門分野に特化した会話シーン
HAi-Jには、介護、飲食、宿泊、運送など、特定の技能やビジネスシーンに役立つ多彩なシナリオが組み込まれており、実践的なスキルの向上を図ります。これにより、特定の業界で働くために必要な会話力を効率よく身につけることができます。
文部科学省による評価基準に準拠
さらに、アプリは文部科学省が示した「日本語教育の参照枠」に基づいて評価を行い、学習者の実践的な日本語能力を客観的に評価する仕組みを取り入れています。これは「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「やりとり」「書くこと」の五つの言語活動に基づいています。
日本語教育の重要性
2025年1月の厚生労働省の発表によると、2024年10月末の外国人労働者数は前年比で12.4%増加し、過去最多の230万2,587人に達しています。このような状況において、日本語教育の重要性がますます高まっていますが、資格を持っていても現場で使える会話力に欠けているケースが多く見られます。
HAi-Jの特徴と利用者の声
HAi-Jは、基礎的な発話練習とAIとの実践会話を組み合わせた独自の学習方法を装備しています。このアプリを利用している学生たちからは、会話力の向上や心理的な安心感についての高評価を得ています。実際の利用者の中には、「AIアバターとの自由な会話ができ、自信がついた」「間違えを恐れずに何度でも練習できる」との声があり、実践的な日本語能力の向上に寄与していることが伺えます。
学習管理システムの導入
アプリは学習進捗を管理するシステムも備えており、教育担当者は学生の進捗や日本語能力を把握しやすくなっています。これにより、組織的なトレーニングも行いやすくなっています。
今後の展望
さらに、2026年2月以降には業界ごとの面接練習モードやITの専門用語トレーニング機能などが充実予定です。ヒューマンアカデミーは、今後もテクノロジーを駆使して教育の現場で起きているニーズに応えるべく努力を続ける意向です。
まとめ
HAi-Jは、ただの言語学習アプリではなく、日本で生活し働くための力を育むための強力なアシスタントです。海外からの人材が日本社会で活躍できるよう、数多くの教育的な側面を支援するこのアプリの登場は、今後の日本語教育における大きな注目ポイントとなるでしょう。