新感覚の映画体験「Eau de Cinéma」が代官山に登場！

新しい映画の楽しみ方「Eau de Cinéma」

映画と香りが織りなす体験型上映イベント「Eau de Cinéma」が、代官山のTheater GUILDにて5月25日に開催されます。このイベントは、若手主導の映画レーベル「Label Betty」が手がけ、これからの時代を担う若者たちと共に新しい価値を創造するという理念のもと、映画に香りを融合させた新感覚のシネマ体験を提供します。

「Label Betty」とは

「Label Betty」は、学生たちによって設立された映画レーベルで、若手・学生映画の配給や上映活動を行っています。今回の「Eau de Cinéma」は、観客が映画を観ながら香りを体験できる新しいアプローチを試みています。監督の岡田詩歌氏による2本の短編映画を上映し、その後に香水を体験するという独自の構成が特徴です。

上映作品の紹介

イベントで上映される短編映画は、以下の2本です。

1. 『Journey to the 母性の目覚め』
14歳の少女が突然母性に目覚め、10年後にその感情を問い直す旅を描いた作品。
2. 『ワンダフル千鳥足 in wonderland』
失恋後、酒を飲みながら家までの道のりを歩く女性の姿を描いた作品。

両作品とも、岡田監督独特の視点で描かれた感情豊かなストーリーが展開されます。観客は映画を観た後、フリーランス調香師の麻乃氏が調香した香水を体験し、再度映画を観ることで、作品と香りの相互作用を楽しむことができます。

調香体験の魅力

香水は、麻乃氏自身が映画の情景や感情を取り入れたオリジナルの作品です。観客は、まず香りを感じ、その後に映画を再鑑賞することで、その体験をより深く理解できるようになっています

トークセッションやワークショップも開催

イベントでは、岡田詩歌監督によるトークセッションも予定されています。映画の制作過程や香りと映像の関わりについての話を聞ける貴重な機会です。また、観客が自身で香水に名前をつけて持ち帰るというインタラクティブなワークショップも用意されています。これにより、観客自身が作品に関わることができ、印象に残る体験ができるでしょう。