農林水産省とエン・ジャパンが共同で新たな採用プロジェクトをスタート
農林水産省は、2025年7月から新たに「検査官」と「総合職」の公募を開始しました。この取り組みは、「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」としてエン・ジャパンの支援を受けて実施されます。中途入省者の特別インタビューも公開されており、その中に込められた思いとは?
プロジェクトの背景
農林水産省は、幅広い領域にわたり食の安定供給や環境保全、農産物・食品の輸出促進に注力してきました。しかし現在、国内は人口減少による需要の減少が見られる一方で、世界的な人口増加や気候変動によるリスクが増していることから、農林水産業は新たな課題に直面しています。これに対応するためには、国民に食料を安定的に提供しつつ、更なる成長を遂げる必要があり、新しい視点や感覚が求められています。
中途採用の強化
農林水産省は、近年中途採用を積極的に進めており、過去5年間だけでも中途採用者の比率は6%から25%に増加しました。省内の人材は金融、航空、メーカーからコンサルタントや商社まで多岐にわたり活動しています。今回のプロジェクトでは、「検査官」として金融リスクから一次産業を守る役割を担う職種、ならびに一般的な事務系の「総合職」を公募します。この公募は、国家公務員試験を免除し、一般企業に近い形で選考が行われる点も特徴です。
応募方法と重要な日程
それぞれの職種の応募は次の通りです。
- - 検査官:応募受付期間は2025年7月3日から7月30日まで。具体的には『ミドルの転職』『エン転職』『エンゲージ』で受付。
- - 総合職:応募受付は2025年8月4日から8月31日まで行われます。
応募は、特設ページや各求人サイトからもアクセス可能です。応募者には食と環境、地域社会を守る使命感を持った方を求めています。
農林水産省からのメッセージ
「未来の子どもたちに、食と安心して暮らせる環境を継承する」という使命が、農林水産省の根底にあります。国民全てにとって食料の安定供給は欠かせない要素であり、そのためには革新と多様な視点を取り入れることが求められています。また、入省後の活躍を重視し、社会人採用を積極的に導入した結果、以前の1期生が公的機関の高い役職についている例もあります。
最後に
今回の公募は、多様な業界から集まった人材が農林水産政策の変革に貢献することを期待されています。興味を持った方はぜひ応募を検討してみてください。新しい職場で新たな挑戦をしたい方々をお待ちしています。詳細な情報は農林水産省の公式サイト及びエン・ジャパンの特設ページでご確認ください。