ICT導入協議会が第20回を開催し建設現場の自動化を推進

ICT導入協議会第20回の開催



国土交通省は、建設業界のICT技術の導入を促進するための「ICT導入協議会」の第20回会合を2023年2月26日に開催します。この会合では、最新の技術や成果を産学官の関係者が共有し、今後の展望について議論する予定です。

i-Construction2.0とは



i-Construction2.0は、2040年度までに建設現場の省人化を少なくとも30%進めることを目指しています。これは、生産性を1.5倍に引き上げるための取り組みで、特に施工プロセスのオートメーション化を推進しています。建設現場においては、ICT技術の統合が重要であり、効率化や安全性の向上が期待されています。

会議の概要



会議は東京の中央合同庁舎で行われ、非公開ではありますが、報道関係者は冒頭の挨拶までの傍聴やカメラ撮りが可能です。参加を希望する報道機関は、所定の方法で事前に申し込みを行う必要があります。

開催日時と場所


  • - 日時: 2023年2月26日(水)13:30~15:30
  • - 場所: 東京都千代田区霞が関2-1-3 中央合同庁舎3号館11F インフラDXルーム(Web会議併用)

議題内容


1. 令和6年度の実施状況に関する報告
2. ICT施工の技術基準類の拡大に関する報告

これらの討議を通じて、参加者は新たな知見を得るとともに、さらなる技術革新に向けた道筋を探ります。

参加方法



報道機関が会議に参加したい場合は、2023年2月25日(火)17:00までに国土交通省に連絡をする必要があります。メールでは氏名や所属などの情報を提供し、対面かWeb会議かの希望を伝えなければなりません。個人情報は適切に管理され、申込以外の用途には使用されません。

今後の展望



今回の会議を通じて、国土交通省は今後のICT施工および遠隔施工に関する方針を明確にし、実行に移していきます。先進的な技術が建設現場に導入されることで、生産性の向上や人材不足の問題解決に繋がることが期待されています。国土交通省は、引き続き業界のデジタルトランスフォーメーションを推進する立場を強化していく方針です。

本会議の成果は、後日国土交通省の公式ウェブサイトにて公開される予定です。これにより、参加者だけでなく、広く一般にもICT施工の進展が共有されることになります。今後の展開に注目です。

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