フレネットHIBIYAによる大田フレッシュフラワーズの吸収合併
株式会社日比谷花壇(東京都港区、代表取締役社長:宮島浩彰)は、2024年10月1日に、連結子会社であるフレネットHIBIYA(同じく港区、代表取締役社長:緒方優夫)が、その孫会社である大田フレッシュフラワーズ(同じく港区、代表取締役社長:藤井毅)を吸収合併することを発表しました。この合併は、フレネットHIBIYAが存続会社となり、大田フレッシュフラワーズは解散する形式で進められます。
吸収合併の背景
この合併は、日比谷花壇グループのビジョンである「花とみどりを通じて、真に豊かな社会づくりに貢献する」という理念を実現するための重要なステップです。フレネットHIBIYAは、グループ内でデイリーフラワーの加工ノウハウを活用し、より一層の流通体制の強化を目指します。これにより、生産者からお客様へのワンストップ流通を実現し、取引先や顧客の様々なニーズに的確に応える姿勢を確立する狙いがあります。
合併の詳細
合併の効力発生日は2024年10月1日です。この日をもって、フレネットHIBIYAは大田フレッシュフラワーズを吸収し、今後の事業展開において生産から流通、販売に至るまでの一貫したサービスが提供される予定です。これにより、顧客の満足度向上も期待されています。
フレネットHIBIYAについて
株式会社フレネットHIBIYAは、1988年に設立された花の卸売業者で、東京都港区南麻布に本社があります。生花や鉢物、資材の販売及び仲卸事業を中心に業務を展開しており、東京・大阪をはじめ、千葉、名古屋、福岡に営業拠点を持つなど、全国規模での流通網を確立しています。特に大田市場や鶴見市場、福岡市場での仲卸業務に力を入れ、様々な取引先への供給を行っています。また、インテリア商材や生活雑貨の開発にも取り組み、花と緑に関する多様な商品を提供しています。
大田フレッシュフラワーズについて
一方で、株式会社大田フレッシュフラワーズは、1990年に設立され、同じく港区に拠点を置いています。専門としている仲卸事業と花束加工の受託サービスを通じて、花業界において地位を築いてきました。
日比谷花壇の展望
日比谷花壇は、1872年に創業され、1950年に東京・日比谷公園に本店を置くという伝統ある企業です。全国に約190拠点を展開し、結婚式の装花から店舗の花の販売、オンラインショップでのフラワーギフト、さらには地域のまちづくりに貢献する事業など、多岐にわたるサービスを提供しています。今回の合併により、さらなる市場シェアの拡大とサービスの充実が期待されます。
今回の吸収合併はフレネットHIBIYAにとって重要な戦略であり、顧客へのサービス向上や市場競争力の強化につながるでしょう。今後の事業展開に注目です。