小田原の新しい食堂プロジェクト
2024-08-29 13:58:20

小田原市が取り組む「こどもごちめし」新プロジェクトの成果と今後

小田原市で始まった「こどもごちめし」プロジェクトのご紹介



2023年8月25日、小田原市にて「こどもごちめし小田原キックオフイベント」が開催されました。このイベントは、NPO法人Kids Future Passport(KFP)が主催し、地域の飲食店をこども食堂として活用し、孤食問題の解消を目指す「こどもごちめし」という新たな取り組みを記念するものです。

プロジェクトの背景と目的



子どもたちの夕食を誰と共にするかという調査結果に基づき、小田原市内の小学5年生の約5%と、中学2年生の約13%が一人で食事を摂る状況にあることが明らかになりました。さらに、長期休暇においても昼食を食べない割合が見られ、子どもたちの健康的な成長に影響を与える深刻な問題です。

このプロジェクトは、まず市内の8つの飲食店で始まり、今年度中に30店舗にまで拡大することを目指しています。「こどもごちめし」は、子どもたちの居場所を提供し、地域社会とのつながりを深める役割を果たすことを期待されています。

イベントの内容と参加者の声



キックオフイベントには、小田原市の子どもたちをはじめ、衆議院議員の牧島かれん氏や市議会議員の池田あやの氏が参加しました。参加者全員が一緒に食事を楽しみながら、プロジェクトの方向性について話し合う場となり、心温まる交流もありました。イベントでは、子どもたちが食べた料理を通じて地域の飲食店に感謝の意を表し、またKFPの新たな取り組みに対する理解を深めることができました。

サステナブルな食堂運営のためのICT活用



「こどもごちめし」の運営は、ボランティアによる継続的な支援が必要ですが、その中でも「こども食堂のDX化」が重要なテーマとなっています。KFPは承認された飲食店を通じて、飲食店が自店舗のメニューで子どもたちに食事を提供できる仕組みを整備。利用者はスマートフォンで食事チケットを提示することで、食堂の利用ができます。このようにITを活用することで、子どもたちへの食事提供をより効率的かつ持続的なものにしていく狙いがあります。

参加者の感謝と支援のお願い



イベントの最後には、「こどもごちめし」のパネルを持って記念撮影も行われ、笑顔あふれる瞬間が捉えられました。また、今後の活動に向けて参加者からの温かい支援がいただけるよう呼びかけも行われました。KFPは今後も地域の企業や個人からの支援を受けながら、こどもたちが分け隔てなく食事を楽しめる環境を整えていくための活動を続けていきます。

サポート方法と今後の展望



KFPでは、支援を通じて子どもたちの未来を応援する活動を進めており、引き続き、地域社会の中でみんなが安心して食事を享受できる環境作りを目指します。皆さまからの温かいご支援・ご協力を心より感謝申し上げます。詳細な支援方法については以下のリンクをご覧ください。

支援ページ

この試みが将来的に地域全体の食文化やこどもたちの成長を大きく支えることができることを願っています。


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会社情報

会社名
NPO法人 Kids Future Passport
住所
福岡県福岡市博多区千代1-20-31 福岡県千代合同庁舎6階 オフィス4
電話番号

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