ロールス・ロイス、最上級モデル「ブラック・バッジ・スペクター」を日本で発表

ロールス・ロイスの新たな挑戦

ロールス・ロイス・モーター・カーズが未だかつてない強さを持つ新しいモデル「ブラック・バッジ・スペクター」を日本市場に投入することを発表しました。この車は、ロールス・ロイスの歴史の中で最もパワフルな一台として、多くの期待が寄せられています。

ブラック・バッジ・スペクターの魅力

「ブラック・バッジ・スペクター」は、ロールス・ロイスが誇る初の完全電気自動車「スペクター」に続くモデルで、2024年には初年度の販売が開始されます。この新型は、最高出力485 kW（659 hp）を誇り、最大トルク1075 Nmを生み出す力強さを備えています。

さらに、「インフィニティ・モード」という新機能により、よりダイレクトなスロットル・レスポンスを実現し、加速性能も一段と向上しています。その結果、0-100km/hの加速はわずか4.3秒で実現することが可能となっています。これに伴い、運転のフィーリングも重く調整され、コーナリング時の安定性が高められているのが特徴です。

デザインの革新

外観は、ダーク仕上げのエクステリアと鮮やかなインテリアという二つの世界観を見事に融合させています。特に、1980年代から1990年代のクラブ・カルチャーを想起させる新色「ヴェイパー・ヴァイオレット」が加わり、アイスド・ブラック・ペイントとのコントラストが一層際立っています。また、新たに導入された23インチの鍛造アルミニウム・ホイールは、その複雑なデザインによってこの車の力強さを強調します。

インテリアの贅沢

インテリアは、最先端の技術と徹底したクラフツマンシップが際立ち、ビスポークの可能性を感じさせる仕上がりになっています。特筆すべきは、イルミネーテッド・フェイシアに施された5,500個以上の「星」のデザインであり、これによりラグジュアリーな雰囲気が漂っています。さらに、インストルメント・ダイヤルは5つのテーマカラーから選択可能で、カスタマイズ性も魅力の一つです。

ロールス・ロイスの哲学

ロールス・ロイスのアジア太平洋リージョナル・ディレクターであるアイリーン・ニッケイン氏は、「ブラック・バッジ・スペクターは、圧倒的な性能と美的デザインを組み合わせたモデルで、日本のお客様に新たな体験を提供することを目指しています」と語ります。このモデルは、ロールス・ロイスが持つラグジュアリーカー製造へのコミットメントを強く示すものであり、今後のブランドの成長に寄与すると期待されています。