岡野バルブ製造と九州工業大学が協定を締結
2026年1月1日、岡野バルブ製造株式会社(以下、岡野バルブ製造)と国立大学法人九州工業大学(以下、九工大)は、地域発のディープテック実装を目指し包括協力協定を結びました。この協定は、大学発ベンチャーの創出・育成、そして地域産業の持続的な発展を狙いとしています。
協定の基本的な背景
岡野バルブ製造は福岡県北九州市に本社を置く企業で、発電プラント用高温高圧バルブの製造及びメンテナンス事業を展開しています。一方、九工大は工学・情報系に特化した教育研究機関であり、多くの優れた人材を社会に送り出してきました。両者はそれぞれの強みを活かし、産学連携の新たなモデルを確立しようとしています。
取り組みのポイント
1. クロスアポイントメント制度の導入
協定の一環として、岡野バルブ製造の社員が九工大の出資担当として兼務することになります。この制度を通じて、企業と大学が連携し、AIやロボティクスの分野における研究室での技術シーズの発掘や事業計画の策定が行われます。企業側が事業化の当事者として学生の取り組みを支援することで、より実用的な知識や技術の移転が図られます。
2. インキュベーション拠点の提供
岡野バルブ製造は、旧岡野商事ビル等の施設をインキュベーション拠点として大学発のベンチャー企業に開放します。ここではハードウェアの開発や実証実験を行うことが可能となり、地域企業とのマッチングが進むことで、新しいビジネスが継続的に生まれる土壌を構築します。
地域社会への波及効果
この協定によって、地元の企業と学生が協力し合いながら新しい産業の創出に向けた基盤が強化されるでしょう。地域に密着した大学発のベンチャーが生まれることで、北九州市が持つ産業の技術力を生かした新たなビジネスモデルが確立されることが期待されています。
今後の展開
岡野バルブ製造と九工大は、この協定を通じて地域社会への先端技術の実装を進め、新しい産業の定着を図っていきます。今回は特にクロスアポイントメント制度を活用した取り組みが注目され、新たな地域創生モデルの確立を目指しています。これにより、北九州市は先進的な産業の集積地として、さらなる成長が期待されています。
最後に
岡野バルブ製造と九州工業大学は、これまでの実績を活かしながら地域の持続的な発展に向けた新しい潮流を作り上げていく考えです。また、今後はこの協定に関する詳細や成果についても、定期的に情報を発信していく予定です。地域社会にとっても重要な取り組みとなることが期待されているため、注目を集めるでしょう。