三井住友信託銀行株式会社は、海外資産を保有する顧客向けに相続手続きの支援サービスを新たに始めることを発表しました。このサービスは、2026年の4月1日から利用可能となります。近年、国内外の投資選択肢の幅が広がる中、海外の金融資産や不動産を所有する方が増えており、それに伴い相続手続きに関するニーズも高まっています。
海外資産相続の新たなニーズ
相続手続きは、国によって異なる法制度や税制に従って行う必要がありますが、多くの方がその複雑さに困惑し、専門家の助けを必要としています。具体的には、以下のような声が寄せられています。
- - 各国の手続きが分からない
- - 手続きの見通しが立てづらい
- - 専門家に相談・一任したい
これらの声に応える形で三井住友信託銀行は、専門機関を通じて海外資産の相続手続きを行うための紹介サービスを設けました。
サービスの概要
このサービスでは、専門機関が持つ国際的なネットワークを活かし、80ヶ国・地域における相続手続きの支援を行います。相続手続きの内容は、専門機関との契約に基づいて決定され、税務・法務の観点からも支援が行われます。特に、国ごとに異なる制度に対する専門家のサポートを受けられる点が特徴です。
お手続きの流れ
1. 三井住友信託銀行の窓口で相談
2. 紹介依頼書を提出
3. 専門機関から顧客へ直接連絡しヒアリング
4. 契約条件に同意の上、顧客と専門機関で委任契約を締結
5. 各国制度に応じた相続手続きの支援を開始
この一連の流れを通じて、顧客は専門機関と直接やり取りを行い、安心して相続手続きを進められるようになります。
ご留意事項
なお、三井住友信託銀行が行うのは専門機関の紹介のみで、契約締結の代理や媒介は行いません。また、資産の内容や所在国によりお取り扱いできない場合もあるため、事前の相談をお勧めします。
三井住友信託銀行の役割
三井住友信託銀行は、海外資産に関する相続手続きをスムーズに進められるよう、専門機関との連携体制を整備しました。この新サービスは、個々の資産に対する対応が求められる中で、顧客に一定の品質でサービスを提供することを目指しています。
今後も同社は顧客のファイナンシャル・ウェルビーイング実現のため、より最適なコンサルティングを目指していきます。特に、海外の資産管理や相続手続きに対するニーズが高まる現代において、この新しいサービスは多くの顧客にとって強力な支えとなることでしょう。