愛知の誇り、下村牛がドバイの舞台に登場
愛知県大府市に本社を置く株式会社下村畜産食肉は、2025年11月4日から6日までドバイで開催される国際食品展示会「Gulfood Manufacturing 2025」に出展し、同社の名物である下村牛の試食会を行いました。このイベントへの参加は、同社にとって中東地域への本格的な進出を意味し、世界中のお客様へ笑顔と活力を提供することを目指しています。
下村牛とは?
下村牛は、愛知県産の黒毛和牛の一種で、まろやかな味わいと柔らかい食感が特徴です。同社は、これまでにマレーシアやインドネシアに輸出実績がある中、ドバイでの試食会を通じて新たな市場に挑戦することになりました。ドバイでは、多くの中東やヨーロッパの来場者が関心を持って下村牛を堪能し、その美味しさから多くのお問い合わせをいただきました。こうした成功体験が、さらに輸出拡大の追い風となるでしょう。
未来への活躍
今回の展示会では、今後の中東市場に向けた出店計画も発表され、2026年1月に開催予定の「Gulfood 2026」への出展も視野に入れています。今後、下村畜産グループでは現在の4,800頭から2030年には10,000頭へと飼育規模の拡大を目指すなど、全力でさらなる成長を遂げていく意志を示しました。
また、同社の経営理念は「安心で美味しい牛肉をつくり続け、全ての人に笑顔と活力を提供します」。この理念のもと、国内外への事業展開をさらに強化し、多くの人々に喜ばれる商品づくりに励み続ける姿勢が示されています。
Gulfood Manufacturing 2025について
「Gulfood Manufacturing 2025」は、食品製造とデジタル革新の最前線を紹介する国際展示会で、約2,500社が出展し、55,000人以上が来場します。最新技術や新しいビジネスパートナーを探す場としても機能しており、食品業界の専門家にとって重要なネットワーキングの機会となっています。
下村牛が参加したブースも、アラブ首長国連邦の名声あるPEACEWORLD社の協力も得て、多くの来場者を集める盛況ぶりでした。下村畜産さんは、今後もこのような国際的な舞台で日本の味を広めていくことが期待されています。
企業概要
株式会社下村畜産/株式会社下村畜産食肉
- - 代表取締役社長: 下村知士
- - 本社所在地: 愛知県大府市吉田町6丁目36番地
- - 事業内容: 畜産業、黒毛和牛の繁殖・肥育、下村牛専門の精肉販売
- - 公式サイト: 下村畜産公式
愛知の地で受け継がれてきた下村牛の味が、今後どのように世界中のお客様に影響を与えていくのか、目が離せないところです。これからの展開に期待が寄せられます。