SHINING 3Dが新型3Dスキャナー「FreeScan UE Pro2」を発表、計測技術の革新を実現

SHINING 3Dが新しいポータブル3Dレーザースキャナー「FreeScan UE Pro2」を発表しました。この最新モデルは、ワイヤレスで高い機能性を持ち、多様な用途に対応できる設計が特長です。新型スキャナーは、ポータブル計測器の新たなスタンダードとなることでしょう。

FreeScan UE Pro2の特長

FreeScan UE Pro2は、自由なモビリティと柔軟な使用を追求した設計です。統合されたワイヤレスモジュールにより、ケーブルから解放され、スキャン中のデータ転送もシームレスに行えます。この950gの軽量ボディは、屋外や工場での利用にも向いており、どんな環境でも高精度な3Dデータを簡単にキャプチャできるのが大きなメリットです。

高速スキャン技術

新型スキャナーは前モデルに比べて、約2倍のスキャン速度を実現しています。最大3,460,000ポイント/秒という驚異的なスピードでスキャンを行なえるため、現場での検査アプリケーションに専念することが可能で、全体的な生産性が劇的に向上します。さらに、組み込みのコンピューティングモジュールにより、データのキャプチャと処理が迅速に行われ、スキャン時間が短縮されるとともに、コンピュータの負荷も軽減されます。

特許取得の二眼フォトグラメトリー

FreeScan UE Pro2は、特許技術である二眼フォトグラメトリーを導入しており、大型対象物のスキャンにおいても高精度を実現します。このフォトグラメトリー技術は、コード化されたターゲットを用いず、同じ高水準の体積精度を維持しつつ準備時間を半減させることが可能です。これにより、現場で迅速な品質検査が行え、従来の手法に比べて時間と手間が省けます。

オールインワンの現場ソリューション

内蔵の検査モジュールにより、FreeScan UE Pro2は、品質管理を現場で簡素化します。操作が簡単で、現場での迅速な品質検査が可能になります。多様な用途に対応しつつ、高いワークフローの効率化が実現します。これにより、あらゆる規模のプロジェクトにおいて、施工業者やエンジニアにとってなくてはならないツールとなることでしょう。

SHINING 3Dについて

SHINING 3Dは、2004年に設立されて以来、高精度の3Dデジタル製品の研究、開発、製造と応用に20年以上の経験を持ち続けています。中国の杭州に本社を構え、ドイツ、アメリカ、中国国内にも拠点を持ち、グローバルに3Dビジョン技術の革新を推進しています。未来の製造や検査プロセスを一新するため、SHINING 3Dは常にアクセスしやすく効率的なソリューションの提供に力を入れています。

この新しいFreeScan UE Pro2は、ポータブル計測器の可能性を広げ、3D計測技術における新時代の幕開けとなるでしょう。