持続可能な未来に向けた新提案
来る2025年6月、幕張メッセで開催される第7回国際建設・測量展(CSPI-EXPO2025)において、ヤンマーパワーテクノロジー株式会社は「ENERGY DIVERSITY, YOUR SOLUTION PARTNER」というテーマのもと、革新的なパワーソリューションを提案します。これにより、産業用機械の脱炭素化を目指す新たな取り組みが注目を集めています。
産業用水素エンジンのコンセプトモデル
ヤンマーパワーテクノロジーのブースでは、最新のディーゼルエンジン「4TN101」を基にした産業用水素エンジンのコンセプトモデルが初披露されます。このモデルは、従来のエンジン設計を大幅に変更せずに、水素燃料の利用を可能にしています。これにより、持続可能なエネルギーの使用を促進し、よりクリーンな未来を実現するためのステップを踏み出します。
クリーンガスエンジンのTNGシリーズ
新開発のクリーンガスエンジン「4TN88B」は、産業機械向けに特別設計されており、低燃費で高信頼性を維持しています。このエンジンはコンパクト設計でありながら、ディーゼルエンジンとの互換性も確保されています。さらに、CO2排出量を抑えつつ、長時間安定した稼働が可能な仕様が魅力です。
YANMAR e-Powertrainの提案
展示されるホイールローダーのモックアップには、ヤンマーのe-Powertrainシステムが搭載されています。このシステムは電動パワートレインとして、お客様のニーズに応じた多様なソリューションを提供し、計画から製造、品質保証、アフターセールスまで、ワンストップでのサポートを実現します。
高エネルギー密度のバッテリーパック
ヤンマーが自信を持って提案する高エネルギー密度バッテリーパックは、リチウムイオン電池を採用し、コスト効率と高いエネルギー密度を両立しています。電圧や容量の柔軟な構成が可能で、さまざまなニーズに対応できる設計となっています。
カスタムバッテリーパックの柔軟性
同様にリチウムイオン電池を採用したカスタムバッテリーパックは、顧客の特定のニーズに基づいて最適なソリューションを提供します。顧客の多様な要求に応じた電圧や容量、形状、取り付けオプションが選べるため、業界からも高く評価されています。
イベントの詳細
「第7回国際建設・測量展(CSPI-EXPO 2025)」は、2025年6月18日(水)から6月21日(土)まで、幕張メッセ展示ホール309-61で開催されます。この機会に、最先端のパワーソリューションをぜひご覧ください。
CSPI-EXPO 2025公式サイト
ヤンマーの歴史と価値観
1912年に大阪で設立されたヤンマーは、1933年に世界初の小型ディーゼルエンジンの商業化に成功した企業です。現在も「大地」「海」「都市」において、エンジンを中心とした幅広い事業を展開し、環境負荷の低減を目指しています。ヤンマーのビジョンである「HANASAKA」に基づき、「A SUSTAINABLE FUTURE」の実現に向けた取り組みを続けています。詳しくは、
ヤンマーのウェブサイトをご覧ください。