大型物流施設「DPL加須」
2025-10-15 12:52:04

埼玉県加須に大型マルチテナント型物流施設「DPL加須」誕生

大型マルチテナント型物流施設「DPL加須」が着工



2025年9月16日、大和ハウス工業株式会社が埼玉県加須市の加須川口工業団地において、新たな大型マルチテナント型物流施設「DPL加須」の着工を発表しました。この施設は地上5階建てで、敷地面積51,095.57㎡、延床面積121,135.75㎡という広大な規模を誇ります。今回の着工により、同社が埼玉県内で手掛けた物流施設は59棟目となります。

交通の利便性


「DPL加須」は東京都心から直線距離で約50km、東北自動車道の加須インターチェンジまで約3.7kmの距離に位置し、交通アクセスが非常に良好です。特に、加須インターチェンジからは久喜白岡ジャンクションを経由し、圏央道を利用することで、都心から約60分で到達可能です。この絶好の立地は、埼玉県内はもちろん都心部や東北地方への効率的な配送を支える中継拠点として最適です。

また、メイン通行ルートの道路幅は10m以上あり、大型トラックの通行にも適した設計が施されています。

従業員のための環境整備


「DPL加須」は、最大10社のテナント企業の入居を想定しており、各フロアには直接トラックが接車できるダブルランプウェイを採用しました。この構造により、トラックの渋滞や接触リスクを軽減し、効率的なオペレーションを実現しています。

さらに、テナント企業の従業員向けに保育施設や138席を有するラウンジも設置。働きやすい職場環境を整備することで、仕事と育児の両立を支援しています。また、トラックドライバー向けの休憩室や、285台の車両用駐車場、107台の駐輪場を完備し、快適な通勤環境も実現しています。

環境負荷の低減に配慮した設計


「DPL加須」では環境への配慮として屋上に太陽光発電システムを設置予定で、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)において5つ星の取得を目指しています。この設計により、エネルギー消費量の大幅な削減を実現し、Nearly ZEB(ほぼゼロエネルギービル)という基準の達成も目指しています。

施設内では、節水器具、全館LED照明、全熱交換器を採用することで、環境負荷を低減しつつ省エネを図っています。これにより、エコロジーとエコノミーの両立を実現し、持続可能な物流業界の形成に貢献します。

大和ハウス工業の物流施設事業の展開


大和ハウス工業株式会社は、1955年の創業以来、物流施設を中心に3,000棟以上の建築を手がけてきました。特に2002年からは「Dプロジェクト」と呼ばれる物流プロジェクトを開始し、顧客のニーズに応じたオーダーメイド型の物流施設も展開しています。

今後も同社は、BTS型やマルチテナント型の物流施設を積極的に提案し、全国の物流ネットワークを支えていく所存です。


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会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

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