2025年開田高原農業体験プログラム参加者募集中
認定NPO法人REALE WORLDが、長野県木曽町・開田高原で2025年度の農業体験プログラムの参加者募集を開始しました。このプログラムは、即ち都会の若者が大自然の中で貴重な農業体験をする場を提供し、さらに地域の農家をサポートすることを目的としています。
農業の担い手不足と都会の若者との交流の場
木曽郡木曽町は、豊かな自然環境を持ち、地元の特性を活かした農業が行われる地区ですが、人口減少や高齢化による深刻な抱える人手不足の問題があります。これに対して、都会に住む若者たちは自然に触れる機会が少なく、地域との交流の場が不足しています。
開田高原農業体験プログラムは、農家の支援と若者の経験不足を解消すべく設立されました。具体的には、7月から9月の夏の繁忙期に、都会の若者が地域の農家と共に作業を行い、「自分ごと」として地域の現状を理解する機会を提供します。
プログラムの詳細と申し込み方法
2025年度のプログラムは、以下の期間で行われます。各期の参加者は各6名が定員です。
- - 第1期: 8月4日(月)〜 8月9日(土)
- - 第2期: 8月11日(月)〜 8月16日(土)
- - 第3期: 8月18日(月)〜 8月23日(土)
- - 第4期: 8月25日(月)〜 8月30日(土)
- - 第5期: 9月1日(月)〜 9月6日(土)
- - 第6期: 9月8日(月)〜 9月13日(土)
参加費は無料で、交通費は自己負担ですが、木曽町ではフィールドワークに関連する補助金が用意されています。申し込みは公式ウェブサイトから行えます。申し込むと、事前説明会が行われプログラムの内容や必要な持ち物についての情報が提供されます。
参加者からの声
参加者の皆さんからは、農業体験を通じて「農作業の大変さを実感した」「食に対する感謝の気持ちが湧いてきた」といった感想が寄せられています。またプログラムに参加した大学生からは、「夏に意識が変わった」との声もあり、地域課題を自分のこととして考えるきっかけになっているようです。
地元農家の反応
地元農家からは、「若者が手伝いに来てくれる季節は続けられるかもしれない」という声も上がっています。これは若者たちが農作業を行うことで、地域の活性化にも繋がっています。木曽町役場では、参加者が増えることで将来的には移住者が出てくることを期待しています。
参加を希望する若者へ
このプログラムでは、地域の文化や農作業体験を通じて自分自身の成長を実感できる貴重な機会を用意しています。大学生や若者たちの参加を心よりお待ちしております。興味がある方は、ぜひお申し込みを!