三井住友DSアセットマネジメントが新たに中国籍私募ファンドを設立
三井住友DSアセットマネジメント株式会社(以下、当社)は、7月23日に中国証券投資基金業協会から承認を受け、中国籍私募ファンドの設立を発表しました。これにより、当社は中国市場への本格的な参入を果たします。新ファンドの運用開始は2023年8月中旬を予定しています。
新たな展開
当社は2005年に上海に駐在員事務所を設立し、以来18年以上にわたって運用リサーチ等を行ってきました。2022年7月には「三井住友德思私募基金管理(上海)有限公司」(以下、SMDAM WFOE)を設立し、その後2023年9月には私募投信管理人(PFM)としての登録を完了しました。このPFMとしての登録が、私募投信ビジネス開拓のための第一歩となり、今回設立されたファンドはこの新しい取り組みの第1号ファンドとなります。
アクティブファンドの特徴
当ファンドは、中国A株(現物株)の運用を行い、マーケットリスクヘッジを巧みに組み合わせたアクティブファンドです。これにより、機動的且つ効果的な運用を実現し、中国の富裕層や機関投資家への提供を目指しています。資産運用残高の拡大を図ることで、今後の成長が期待されています。
グローバル展開への意欲
当社は、アクティブ運用を基盤に、世界中のお客さまに高品質な商品を提供するための事業展開を進める方針です。急速に成長している中国のファンド運用業界において、当社が培ったグローバル資産の自社運用力を活かしながら貢献していくことを目指しています。また、中国国内外の顧客ニーズに応えるため付加価値の高い商品とサービスを提供することで、さらなる成長を実現したいと考えています。
まとめ
三井住友DSアセットマネジメントが新たに設立した中国籍私募ファンドは、アクティブ運用の特徴を生かし、今後の成長が期待されます。中国市場への本格参入という重要な一歩を踏み出した当社の取り組みは、今後どのような成功を収めるのか、引き続き注目が集まります。
注意事項
この資料は情報提供を目的としており、特定の金融商品を勧誘するものではありません。また、当社は提供された情報の正確性を保証しませんので、投資判断は自己責任で行ってください。