家族を繋ぐ絵本
2024-11-19 10:19:24

精子提供を通じて繋がる家族のための絵本作りセミナー

家族を繋ぐ絵本の共同作成セミナー



概要


2024年11月23日、東京都渋谷区において、精子提供を通じて子どもを授かった家庭を支援するための絵本作成会が開催されます。この取り組みは、親が子どもに自らの出自を伝える手助けをする目的で企画されました。

セミナーの背景


精子提供を受けた家庭の親たちは、子どもに対してどうやってその背景を伝えるのか、多くの悩みを抱えています。このセミナーは、親たちがその告知をする際の不安を軽減し、具体的な方法を考える場です。特に今年は第2回目の開催で、医療の提供だけでなく、告知の重要性を認識し、自信を持って伝えられる家庭が増えることを目指しています。

参加者の体験談


セミナーでは、実際に精子提供で子どもを授かった先輩夫婦からの告知経験も聞くことができます。5歳と1歳の子どもを持つ夫婦、そして18歳の子どもをもつ母親が、自らの体験を通じて、家族の物語や告知の重要性を語ります。これにより、参加者は自身の子どもに何を、どのように伝えていくかを深く考える機会を得るでしょう。

絵本制作への特別なコラボレーション


今回の取り組みでは、人気絵本作家「よしだるみ」とのコラボが実現しています。彼女は、自身が愛読する「どうぶつのかぞくえほん」の著者であり、その才能を生かして参加者の思いを形にする役割を果たします。よしだはこのプロジェクトの意義を理解し、心を込めてイラストを描く意向を示しています。このような心温まるイラストは、親たちの思いを子どもに伝える架け橋となることでしょう。

家族の物語を形に


絵本「ねえ、しってる?」は、精子提供を通じて生まれた子どもへの告知を助ける素晴らしいツールとなります。参加者たちは、自分たちの言葉で家族の物語を描いた絵本を制作し、子どもに伝える準備を整えます。鴨下桂子副院長は、「告知することは、親から子どもへの愛のメッセージである」と語り、このセミナーが夫婦にとって重要な意義を持つことを願っています。

実施概要


  • - 開催日: 2024年11月23日(土)
  • - 場所: 東京都渋谷区
  • - 登壇者: 鴨下桂子、才村眞理、戸田さやか、寺山竜生、ゆきさん
  • - 定員: 夫婦42組(84名)
  • - 参加費: 6,000円(絵本作成料、送料込)

結果と期待


昨年の初回では、41組82名の夫婦が参加し、告知に対する理解が深まるなど、新たな家庭の在り方が見出されました。これからも、本プロジェクトを通じて、多くの家族が繋がりを深め、未来に向かって自信を持って歩んでいけることを心から願っています。

詳細については、はらメディカルクリニックの公式サイトをご覧ください。


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