ウクライナと農業復興
2025-08-27 12:09:58

サグリ株式会社がウクライナと農業復興に向けた協力を発表

サグリ株式会社、ウクライナとの提携で農業復興を促進



サグリ株式会社(兵庫県丹波市)は、ウクライナのアグリビジネス・クラブ(UCAB)との基本合意書(MOU)を締結しました。この協力は、ウクライナ農業の復興を支援することを目的としており、特に国際的な食品・飲料メーカーとの連携を重視しています。このMOU締結により、両社は衛星データやAIを活用して、農地の炭素排出や除去量の把握を行い、持続可能な農業の実現に向けて取り組むことになります。

このプロジェクトでは、サグリの持つ高度な衛星データ解析技術と、UCABの豊富な農業ネットワークを融合させ、農地の状況をデータで「見える化」します。これにより、環境への負荷を軽減しつつ、農業生産性の向上を目指します。また、海外の食品・飲料メーカーとの協力を通じて、持続可能なサプライチェーンの確立やウクライナ農業の再生、さらには地球規模の気候変動対策に資する事例を生み出すことを狙っています。

さらに、大規模農地における土壌や栽培管理に関するデータ整備を行い、農業全体の脱炭素化を進めつつ農家の収益向上にも寄与していく方針です。サグリ株式会社は、2018年に設立され、「人類と地球の共存を実現する」というビジョンを持ち、持続可能な農業の実現に向けて活動しています。毎年数々の支援プログラムや受賞歴を持つスタートアップ企業です。

UCABの役割


ウクライナ・アグリビジネス・クラブ(UCAB)は、ウクライナの農産食品セクターにおける主要企業の利益を代表するビジネス団体です。2024年には200社以上の農業生産者や資材供給業者と連携し、ウクライナの農業ビジネスのさらなる発展に寄与することを目指しています。

同団体は、ウクライナの農業の強化・成長を通じて、地域経済の発展にも貢献しており、今回のMOUにより更なる一歩を踏み出すことが期待されています。この提携により生み出される新たなビジネスモデルやイノベーションによって、ウクライナ農業の未来が明るいものになることを願っています。

サグリの取り組み


サグリ株式会社は、「アクタバ」、「デタバ」、「ニナタバ」、「Sagri」などのアプリを提供し、AIを駆使したデータ解析による農業支援を行っています。これにより、農業の効率化や持続可能性に貢献し、環境負荷を減少させることで、実際の農家の収益改善に寄与しています。2023年には複数の政府機関から支援を受け、新しいテクノロジーを積極的に導入している企業です。

今後もサグリ株式会社は、ウクライナ及び国際的に農業復興を支えるため、新しいパートナーシップの構築と技術革新を進めていくことでしょう。これにより、農業の持続可能性と環境保護が両立される未来へ向けて、一層の努力が期待されます。


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会社情報

会社名
サグリ株式会社
住所
丹波市氷上町常楽725-1
電話番号
0795-81-4010

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