ソースポッドが新たな情報セキュリティ教育の連携を開始
株式会社ソースポッド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山本剛)は、情報セキュリティ教育サービス『SPC Leak Detection』と標的型メール訓練サービス『SPC 標的型メール訓練』『KIS MailMon』とのAPI連携を2025年2月1日から開始します。この連携により、情報セキュリティ教育をより効率的に、そして効果的に実施できる体制が整いました。
1. 新たなシステムの概要
新しいシステムは、特定の訓練ステータスに基づいて、自動的に教育コンテンツを配信する仕組みです。訓練メール内の不正リンクをクリックした場合や、添付ファイルをダウンロードした場合など、受講者の行動に応じて、必要な教育が自動的に提供されます。これにより、組織の情報セキュリティリテラシー向上が図られるだけでなく、管理者の負担も大幅に軽減されます。
2. 自動連携のメリット
自動連携の利点として、次のような点が挙げられます。
- - 効率的な教育実施:受講者の行動に応じた教育コンテンツの自動配信が可能になり、手動での設定が不要になります。
- - 組織全体のセキュリティ強化:訓練を受けた人の中で、情報セキュリティへのリテラシー不足が判明した場合、その情報を基に効率的に教育が進められます。
- - レポート生成:訓練結果と教育効果を統合したレポートが自動で作成され、進捗状況を把握しやすくなります。
3. 具体例の紹介
例えば、年間に4回の標的型メール訓練を計画している組織があるとします。この場合、2回目と4回目の訓練時に教育を実施するよう自動設定が可能で、高リスクと見なされる受講者に対しては、特別な教育コンテンツを配信することもできます。こうした柔軟な対応が、訓練と教育の有効性を高め、結果的に組織全体の情報セキュリティ対策を強化します。
4. どのように活用するか
教育スケジュールに応じた設定例は以下の通りです。
- - 例えば、『SPC 標的型メール訓練』や『KIS MailMon』によって、特定の訓練ステータス(不正リンクのクリックやファイルのダウンロードなど)を基に、任意の教育コンテンツが自動配信されるシステムです。
- - この設定により、リスクの高い受講者に対して特化した教育を行い、リテラシーの向上を図ることができます。
5. 結論
ソースポッドが提供するこの新しい連携機能は、特に人に起因する情報セキュリティリスクを低減するための強力なツールと言えるでしょう。今後、ますます進化するサイバーセキュリティの世界において、企業全体の情報セキュリティリテラシーを高めるための一助となることは間違いありません。安心して繋がる社会の実現に向け、さらに進化した教育システムが期待されます。