NECが「Dow Jones Sustainability Indices」に選定
NECは、世界的に有名なESG投資指標である「Dow Jones Sustainability Indices (DJSI)」の「World」と「Asia Pacific」インデックスに選ばれました。DJSIはS&Pグローバル社が提供するサステナビリティ評価指標で、企業のガバナンス、経済、環境、社会といった観点から世界中の主要な企業を評価し、優れた企業を選定する仕組みです。今回の選定は、NECの企業としての取り組みが高く評価されたことを示しています。
特に、NECは「透明性と報告」「環境方針と管理」「気候変動対応戦略」「人的資本管理」「プライバシー保護」などの分野で最高基準の評価を受けました。これは、同社が持続可能性を重視する企業としての姿勢を貫いている証拠です。さらに、NECは「FTSE4Good Index Series」や「MSCI ESG Leaders Indexes」など、他の国際的なESGインデックスにも組み入れられており、特に日本国内ではGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用した6つのESG指数にも名を連ねています。
CDPからの高評価
NECは、国際的な環境非営利組織であるCDP(Carbon Disclosure Project)からは、気候変動や水セキュリティ、サプライヤーエンゲージメントの3部門で最高評価のAを受け取っています。このうち気候変動と水セキュリティの評価は5年連続で「Aリスト」に選定されており、NECの環境への配慮と取り組みの高さを示しています。さらに、業種別評価を行うEcoVadisからも、業種内で優れた評価を持つ企業の上位1%にあたる「プラチナ」にランク付けされています。
社会的責任への取り組み
NECは2005年に「国連グローバル・コンパクト」に署名し、人権、労働、環境、腐敗防止の原則に則った活動を行っています。こうした取り組みは、社会に与える負の影響を最小限に抑えるだけでなく、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも寄与しています。この目標に向け、NECは「2025中期経営計画」を通じて、ESG視点での経営を優先課題に掲げています。
未来への道筋
NECは、自社の価値観と行動を「NEC Way」として掲げており、安全、公平、効率の社会価値の創出に努めています。また、持続可能な社会の実現に向け、全社員が人間性を最大限に発揮できるような企業文化を育てています。今後も、NECはESGの重要性を認識し、社会に貢献する企業としての役割を果たしていきます。
関連リンクとして、NECのサステナビリティへの取り組みや、社外評価についての詳細は以下のリンクを参照してください。
こうした取り組みを通じて、NECは持続可能な未来に向かう企業としての信念を持ち続け、さらなる成長を遂げていくことでしょう。