水口酒造が創業130周年を祝う特別酒「NIKITATSU2025」
愛媛県松山市に本社を置く水口酒造が2025年3月19日(水)より、創業130周年を記念して、NIKITATSUシリーズの第2弾「NIKITATSU2025 仁喜多津 純米大吟醸酒」を発売します。この特別な日本酒は、道後温泉のシンボルである白鷺をデザインした爽やかなブルーのボトルで、そのスタイリッシュな外観も魅力の一つです。
地元の農家と連携した酒米作り
水口酒造は、久万高原町に位置する西山農園と契約を結び、酒米の生産を支援しています。使用される酒米「山田錦」は、この美しい自然環境で栽培されたもので、標高400〜800mの冷涼な気候とうまい水が豊富に流れています。これにより、米は昼夜の寒暖差を利用し、風味豊かに育まれます。
西山農園で栽培される酒米は全て水口酒造が購入し、農家の収入を確保することで、安定した酒米の生産へとつなげています。この取り組みは、異常気象の影響を受けやすい農業においても、地元の農家を支えるための重要な施策となっています。
NIKITATSU2025の特長とスペック
NIKITATSU2025は、精米歩合45%にまで磨き上げた特別な酒米を使用しており、アルコール度数は15.5%、720mlのボトルが1,100本限定で販売されます。価格は税込5,500円で、オンラインショップや直営店にて購入可能です。
このお酒は、「道後から世界へ、世界から道後へ」という水口酒造の新たなビジョンのもと、日本の伝統的な酒造りを次世代に引き継ぐための信念を表現しています。青いグラデーションのボトルデザインは、道後温泉の癒しの象徴でもあり、消費者に独特の満足感をもたらすことでしょう。
地産地消の酒造りプロジェクト
水口酒造は、地産地消の理念のもと、地元の農業と連携してお酒を生産することに力を入れています。このプロジェクトは、農家が酒米を作る際の収益を保証し、安定した仕事を提供することを目的としています。また、国産の材料にこだわり、地域の特色を生かしたお酒を提供することで、地方経済の活性化にも寄与しています。
今後の展望とイベント
水口酒造は、2025年に創業130周年を迎えるにあたり、地域文化の継承と、より多くの人に日本酒の魅力を伝えるために、様々なイベントへの参加や活動を予定しています。また、2025年3月10日からは、NIKITATSU2025の先行注文も受付開始され、早期にこの希少なお酒の購入が可能です。
この記念すべきお酒は、特別な日や贈り物にも最適で、愛媛の地酒の新たな魅力を伝える一歩となります。日本酒ファンにとって見逃せない逸品となることでしょう。