ライブコマース市場活性化
2023-11-21 13:00:02
SHOWROOM、QTnet、セイノーHD、ライブコマース市場活性化に向けた連携を発表!感謝祭イベントも開催
SHOWROOM、QTnet、セイノーホールディングスがライブコマース市場活性化で連携
近年、中国を中心に急成長を遂げているライブコマース。日本でも新たな流通チャネルとして注目を集めていますが、課題も多く存在します。特に、ライバーが商品の調達から梱包、配送までを担うケースが多く、配信業務に集中できない点が大きな問題となっていました。
この課題解決に向け、ライブ配信プラットフォームを運営するSHOWROOM株式会社、通信事業を展開する株式会社QTnet、そして物流を強みとするセイノーホールディングス株式会社の3社が連携を発表しました。3社は、ライバーが配信に集中できる環境を構築することで、日本のライブコマース市場の更なる発展を目指しています。
「感謝の肉肉祭」で実証実験
連携の第一弾として、3社は「感謝の肉肉祭」というライブコマースイベントを開催します。全国各地から厳選されたお肉商品の中から、SHOWROOMの人気ライバーたちがおすすめ商品を紹介。視聴者はアプリを通じて商品を購入できます。イベントを盛り上げるため、専用の特別番組も放送予定です。
購入者には、ライバーオリジナルデザインのドリンクがプレゼントされる特典も用意されています。これは、ライバーと視聴者とのエンゲージメントを高める施策として、大きな効果が期待されます。
このイベントは、セイノーホールディングスが提供するフルフィルメントサービスを活用。同社はこれまで培ってきた物流ノウハウを活かし、ライバーの負担軽減に貢献します。これにより、ライバーは配信業務に専念し、より質の高いライブコマースを実現できると考えられます。
各社の役割と展望
SHOWROOMは、人気ライバーを擁するプラットフォームとして、イベントの成功に大きく貢献します。ライバーの積極的な参加と、視聴者への訴求力が期待されます。
QTnetは、長年の通信事業で培ってきた技術とノウハウを活かし、イベントの安定的な運営をサポート。また、ライブコマース事業への積極的な取り組みで知られており、今回の連携においても重要な役割を果たします。
セイノーホールディングスは、ラストワンマイルのノウハウやロジスティクス構築ノウハウを活かしたフルフィルメントサービスを提供。ライバーの業務負担を軽減し、配信への集中を可能にします。
3社の連携は、日本のライブコマース業界にとって大きな一歩となるでしょう。この実証実験が成功すれば、より多くのライバーが参加しやすい環境が整い、市場の拡大に繋がることが期待されます。今後、更なる連携強化と、新たな取り組みにも注目が集まります。
セイノーホールディングスの取り組み
セイノーホールディングスは、物流にとどまらず、金融、人材、調達など、幅広い事業を展開しています。「Team Green Logistics」をスローガンに、環境問題など社会課題の解決にも取り組む企業姿勢も注目です。今回のライブコマースへの参入も、その一環と言えるでしょう。
SHOWROOMとQTnetの展望
SHOWROOMは720万人(2023年7月時点)を超える会員数を誇り、多くのエンターテイナーが活躍するプラットフォームです。QTnetは九州を拠点に通信事業を展開する企業であり、近年はライブコマース事業にも注力しています。両社の強みを活かした今回の連携は、市場活性化に大きく貢献するものと期待されます。
今回の「感謝の肉肉祭」は、ライブコマース市場の未来を示す重要なイベントとなるでしょう。今後の展開に期待しましょう。
会社情報
- 会社名
-
セイノーホールディングス株式会社
- 住所
- 岐阜県大垣市田口町1
- 電話番号
-
0584-82-3881