沖縄県うるま市が地域活性化のための新たなプロジェクトを始動しています。このプロジェクトは「島とプロジェクト ~うるまの島で地域シゴト体験」という名称で、自治会や事業者と協力し、地域貢献を目指す人材を求めています。
うるま市は沖縄本島中部の東岸に位置し、12.6万人が暮らす沖縄県で3番目に大きな市です。しかし、近年は人口減少や少子高齢化が進行しており、その解決策として地域活性化が急務となっています。特に島しょ地域においては、若者の流出や出生数の減少が懸念されています。
そのため市では、地域の自立を支援し、魅力を発信するための取り組みを強化することを決定しました。具体的には、「地域シゴト体験」を通じて、参加者には地域の魅力を感じながら、実際に地域貢献ができる体験を提供します。このプログラムは自治会や事業者との連携が不可欠であり、地域の方々との交流を通じて実際のプロジェクトを進めていくことができます。
現在募集しているプログラムは以下の通りです。1つ目は伊計島でのマップデザイナーの募集です。コロナ後に観光客が増えている伊計島で、観光・歴史・文化・アートの要素を盛り込んだ地図作りに携わるというものです。ここでは地元の人たちと密接にコミュニケーションを取りながら、地域の視点を反映させたデザインが期待されています。
2つ目は浜比嘉島での写真カメラマンの募集です。12年に1回開催される伝統行事「ウフアシビ」の記録を通じて、地域文化の継承に貢献します。ウフアシビは新型コロナの影響で延期されていたため、次回は2024年に行われる予定で、貴重な機会となります。
3つ目は地域活動体験イベント「うるまアイランダーズ」のフォトライター募集です。このイベントでは島出身者や移住者が地域の活動に参加し、その様子をレポートすることで、地域活性化に貢献することが期待されています。
このようなプログラムは、参加者が地域を深く理解し、地域活性化に寄与できる貴重なチャンスです。地域の魅力を伝え、しっかりとした交流を持った上で、次世代に繋げる取り組みとして、多くの方の参加をお待ちしています。
興味を持たれた方は、ぜひ「移住検討者向けWEBメディア「うるまで暮らす」もご覧ください。うるま市での新たな挑戦や、地域の未来に共に参加する機会をお見逃しなく!