流山おおたかの森S・Cに導入される警備ロボットugo
千葉県流山市に位置する流山おおたかの森S・Cは、近年の人口増加に伴い、その規模を拡大しています。これにより、来店客数も年々増加し、商業施設としての集客力を高めています。こうした背景の中、警備ロボット「ugo」が同施設に導入されることとなり、業務の効率化と安全性の向上を図る取り組みが始まりました。
人口増加による施設の需要拡大
流山おおたかの森S・Cは、流山市の中でも特に人気のあるスポットとなっており、地域の子育て世代を中心に多くの家族連れが訪れています。最近では、商業施設が増える中で、警備員の巡回エリアが広がることで、巡回の「密度」が低下する問題が生じていました。こうした課題解決の一環として、業務DXロボットの開発を行うugo株式会社の警備ロボットが導入されることとなったのです。
「ugo」の機能と業務展開
警備ロボット「ugo」は、2025年1月から流山おおたかの森S・Cでの運用を開始する予定です。このロボットは、来館者への案内業務や館内巡回警備を行うことで、顧客サービスの質をさらに向上させます。実際に、ロボットが自ら動き回り、訪れたお客様に声をかける機能を持つため、年齢や性別に明確な区分けなく利用されることが期待されています。
「ugo」は遠隔操作とAIによる自動モードを併用して、巡回や監視業務を実施します。この新たなシステムにより、内蔵スピーカーから流れる音声がトラブルを未然に防ぎ、多様なシーンでの安全をサポートします。
今後の展望として、夜間巡回やさらなる業務の自動化、生成AIを駆使した店舗案内なども計画されており、業務範囲の拡大も見込まれています。これにより、施設運営が一層効率的に行われ、安心・快適な空間が提供されることでしょう。
施設の基本情報
流山おおたかの森S・Cは、東神開発株式会社が運営しており、62,458平方メートルの店舗面積を誇る大型商業施設です。約200の店舗が並び、だれもが利用しやすいひとつのコミュニティ空間を形成しています。来館者が安心して買い物を楽しむための更なるサービス向上が、この新たなロボット導入によって期待されています。
企業概要
東神開発株式会社
ugo株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区東神田1-7-8
- - 設立: 2018年
- - 代表: 松井 健
- - URL: https://ugo.plus/
- - 事業内容: ugoソリューションの提供・運用
流山おおたかの森S・Cに導入される警備ロボット「ugo」の導入は、未来の商業施設における業務の質を大きく変える一歩となることでしょう。
日々の業務効率や顧客サービスの向上に寄与し、地域に愛される商業施設としての進化を続けていくことでしょう。