オンラインけん玉大会開催
2020-08-18 11:04:42
初のオンライン開催! けん玉世界一決定戦が熱戦を繰り広げる
初のオンライン開催! けん玉世界一決定戦が熱戦を繰り広げる
2020年8月22日と23日の2日間、けん玉の世界一決定戦が初めてオンラインで開催されました。本大会は、ZOOMを利用して競技が行われ、その様子がYouTubeで全世界に配信されるという新しいスタイルのイベントです。2020年は全世界が新型コロナウイルスの影響を受けており、リアルな大会開催が難しい中、オンラインへシフトしたことには多くの期待が寄せられました。
参加人数と競技内容
今回の大会には、20カ国以上から約420名のけん玉愛好者が参加しました。予選では、参加者を11組に分け、ZOOMを使って各自で技を披露。イベントを盛り上げたのは、参加者自身によるセルフジャッジ方式で行われる競技の緊張感です。
参加者は、公式トリックと呼ばれる特定の技を10個選び、制限時間内にその技を成功させて得点を獲得します。特に初心者向けの易しいレベルから上級者向けの難しいトリックが用意されており、誰でも楽しめる内容になっていました。決勝には、予選を勝ち抜いた40名が進み、ZOOMでのライブパフォーマンスを披露します。
競技の流れとルール
大会の流れは、初日が予選、翌日が決勝という形。予選では、参加者が自分の好きなトリックに挑戦する中で、難易度に応じた得点を獲得します。一方、決勝は「フルマークラダー方式」と呼ばれる特別なルールが適用され、全てのトリックを成功させることで高得点が得られる仕組みです。ちなみに、失敗しても何度でも再挑戦できるため、自信を持って取り組むことができました。
表彰や受賞について
最終結果に応じて順位が決まるのはもちろん、特別な表彰も用意されています。特に「フルマーク賞」と呼ばれる、全てのトリックを成功させた選手に贈られる賞は、高いハードルを越えた証として大きな意味があります。今回の大会では、年代別にも表彰が行われ、それぞれの世代の選手たちが技術を競い合いました。
特別なキャストと審査員
大会のMCは、神奈川県出身のNOB氏が担当。ストリートけん玉の第一人者として知られる彼の軽快なトークが、参加者や視聴者を楽しませました。また、審査員には全国的に名高いけん玉の名手が揃い、公平な審査が行われました。特に、アメリカのシード選手Liam Rauterや、新進気鋭の日本の選手ayumuなど、注目される選手たちが競い合う様子は、視聴者にとっても見逃せないポイントでした。
けん玉の歴史と地域の絆
さらには、2021年にはけん玉の製造開始から100周年を迎える廿日市市。今回のオンライン大会を機に、地域と世界のけん玉ファンが結びつきを強めることに期待が寄せられています。けん玉は日本の伝統ある遊びですが、世界中の人々に親しまれる存在となっています。
まとめ
今回の『ウッドワン けん玉ワールドカップ廿日市2020オンライン』は、今後のオンラインイベントの可能性を広げるものとなりました。参加者同士の交流や新しい技の発見、そして競技を通じての真剣勝負は、多くの人々に感動を与えました。来年以降も、このような形での開催ができることを願っています。次回の大会がどのような形で行われるのか、大いに期待しましょう!
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク
- 住所
- 長野県松本市蟻ケ崎1-1-25
- 電話番号
-
0263-50-5013