仙台に新たな物流拠点、3温度帯倉庫『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』が遂に竣工
宮城県仙台市で、新しいマルチテナント型物流施設『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』が竣工しました。この物流施設は、ドライ、冷蔵、冷凍の3温度帯に対応しており、さまざまな業種に柔軟に対応できる設計がなされています。
1. 本施設の特徴
『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』は、東北自動車道「泉IC」から約1kmという好立地に位置しています。仙台市の中心部からも10km圏内にあり、仙台港からも20km圏内に入るため、都市圏への近距離配送はもちろん、東北地方全体への輸送のハブ拠点として機能します。
この施設は、強固な岩盤層の上に建設されており、北側には3層のドライ棟、南側には4層構造の冷凍冷蔵棟を配置しています。これにより、効率的な動線を実現し、無駄のない物流の流れを可能にしています。また、ドライ棟と冷凍冷蔵棟は、それぞれ2つのテナントに分割可能な仕様になっています。
さらに、環境に配慮した設計が特徴で、冷凍冷蔵棟には自然冷媒による設備を採用しています。これにより、CO2の排出を抑えることができ、持続可能な運営が期待されます。さらに、施設の屋根には太陽光発電パネルが設置されており、これにより電力コストの低減にも貢献しています。
2. 施設概要
施設名: LOGI FLAG DRY & COLD仙台泉Ⅰ
所在地: 宮城県仙台市泉区大沢二丁目12番地の2
交通アクセス: 東北自動車道「泉IC」より約1km
延床面積: 38,084.87㎡(11,520.67坪)
敷地面積: 17,993.77㎡(5,443.11坪)
構造: 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造の地上4階建
設計: 株式会社塩浜工業
施工: 株式会社塩浜工業、株式会社ヤマダ技研
スペック:
- - 3温度帯倉庫(冷凍/冷蔵/常温)
- - 梁下有効高 5.5m
- - 床荷重 1.5t/㎡
- - ノンフロン(自然冷媒)採用
- - 太陽光パネル設置
- - 温度可変区画有(+5℃~-25℃)
本施設は、CASBEE 建築評価認証 Aランク、BELS認証(ZEB Ready)を取得しており、環境性能にも優れた設計となっています。
3. LOGI FLAGのビジョン
『LOGI FLAG』という名前には、物流業界の課題を解決しながら、新たな価値を提供するという想いが込められています。今後、この物流施設が地域経済の発展に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。
この施設の運営を担当する霞ヶ関キャピタル株式会社は、2011年に設立され、物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発など多岐にわたる事業を展開しています。
会社概要
- - 会社名: 霞ヶ関キャピタル株式会社
- - 設立: 2011年9月
- - 代表取締役: 河本 幸士郎
- - 本社所在地: 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号
- - 資本金: 179億6356万円
- - 従業員数: 317名
地域経済の活性化とともに、物流業界の未来を切り開く新たな拠点『LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉Ⅰ』にますますの期待が寄せられます。