最新エッジ画像処理技術
2025-07-02 09:20:09

SightLine Applicationsが提供する最新エッジ画像処理技術の革新点

最新のエッジ画像処理技術で進化するISR



コーンズテクノロジー株式会社が取り扱うSightLine Applicationsは、最新のエッジ画像処理ソフトウェア「3.9.2」と高性能ハードウェア「4100-OEM」「1710-OEM」を発表しました。これにより、ISR(情報・監視・偵察)の現場における迅速な状況認識と高い処理能力が実現し、特にドローン群や滞空型兵器の運用において大きな効果を発揮します。

ソフトウェア「3.9.2」の主な機能


新たに公開されたソフトウェア「3.9.2」では、処理スピード、視認性、操作性の向上に注力しました。以下にその主な機能を紹介します。

1. ドローンスウォーム追跡機能
1つのビデオ入力で最大20体の移動体を同時追跡でき、高密度空域での対UAS(無人航空機システム)ミッションや監視任務に最適です。

2. 高精度なターゲット取得
ビデオフィードを一時停止して特定の対象を選定し、同期を保ったままリアルタイムでの追跡を再開可能です。

3. 直感的なUI
視認性が高く、カスタマイズ可能なUIレイアウトにより、判断スピードが向上します。

4. 幅広いプラットフォーム互換性
NVIDIA Jetpack 6やST0601.17準拠のメタデータをサポートし、様々なシステムとの統合が容易になります。

AI技術の初期統合


また、SightLine Applicationsが最近買収した「Athena AI」によるAIモデルの初期サポートも含まれます。これによりエッジ処理の効率がさらに向上し、より高精度な物体検出と分類が可能に。特に「4100-OEM」においては、2025年のソフトウェア「3.9.4」での本格対応を予定しています。

新しいハードウェアの進化


新たに登場した「4100-OEM」は、3チャンネルのビデオ処理を可能にしたエッジビデオプロセッサです。これにより、複数のカメラやセンサーを用いたISRミッションでのリアルタイム映像の統合と解析ができるようになりました。

また、「1710-OEM」は、わずか15gという軽量でありながら、高機能なエッジビデオプロセッサ。特に滞空型兵器やナノUAS、小型自律システムに最適な設計が施されています。これにより、エッジでのリアルタイム映像処理が可能になり、ミッションの成功率が向上します。

今日のISR要求に応える設計


今回の発表により、UAS開発者やシステムインテグレーター、エンドユーザーは、より高度で信頼性の高いISR機能を活用できるようになります。視認性が優れたインターフェースやAIによる強化機能は、ミッションの成否を大きく左右する要素であり、過酷な環境下でも高性能を維持する設計がその真価を証明します。

SightLine Applicationsとコーンズテクノロジーの役割


SightLine Applicationsは、米国オレゴン州に本社を置く企業で、ビデオ処理ソリューションに特化した会社です。34か国以上の350社に製品を提供しており、信頼されるISR処理の経験を積んできました。
コーンズテクノロジーは、SightLine Applicationsの国内代理店として、日本市場における技術の普及と新たなビジネスの創出に努めています。詳細はコーンズテクノロジーの公式サイトでご確認ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
コーンズテクノロジー株式会社
住所
東京都港区芝3-3-10コーンズハウス
電話番号
03-5427-7566

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。