アフガニスタンでの地震に対する救援金の受付が始まりました

アフガニスタン地震救援金の募集開始

2025年9月4日、アフガニスタンで発生した地震による被害を受けて、日本赤十字社が「2025年アフガニスタン地震救援金」の受付を始めました。この救援金は、アフガニスタンでの人道的な支援活動に活用される予定です。

救援金の使用目的

日本赤十字社が中心となり、国際赤十字・赤新月社連盟や赤十字国際委員会、アフガニスタン赤新月社と協力し、救援活動や復興支援、防災・減災活動に役立てられることが予定されています。皆様から寄せられる温かいご支援が、被災者たちの生活を支える一助となります。

受付期間と方法

救援金の受付は、2025年9月4日から11月28日まで行われます。寄付を希望される方は、以下の口座にお振り込みをお願いいたします。

1. ゆうちょ銀行：
- 口座番号：00110-2-5606
- 加入者名：日本赤十字社
- 通信欄に「2025年アフガニスタン地震救援金」と明記し、受領証希望の場合はその旨も記載してください。

2. 他の都市銀行：
- 三井住友銀行（すずらん支店）：普通預金2787805
- 三菱UFJ銀行（やまびこ支店）：普通預金2105809
- みずほ銀行（クヌギ支店）：普通預金0623641
- 口座名義はいずれも「日本赤十字社」です。

詳しい情報は、日本赤十字社の公式ウェブサイト(こちら)をご覧ください。

アフガニスタン地震の現状

2025年8月31日、アフガニスタン東部で発生したマグニチュード6.0の地震は、建物の倒壊や土砂崩れを引き起こし、多くの人々に甚大な影響を与えました。現地当局によれば、死者は1100人以上、負傷者は2900人以上にのぼり、8000世帯以上が被害を受けています。特に震源地周辺の地域では、道路が遮断され、救助活動が難航しています。

被災地のインフラは崩壊し、通信手段も制限されているため、迅速な救援活動が求められています。アフガニスタン赤新月社は、発災直後から捜索・救助活動を進めており、緊急医療チームを派遣し、被災者に必要な物資を提供しています。

アフガニスタン赤新月社の対応

アフガニスタン赤新月社は、即時に被災者支援を行うために、ボランティアを派遣し、被害状況の評価や救助活動を進めています。彼らは、負傷者の救護や水、食料、生活必需品の配布準備を行っており、地域住民のために非常に重要な役割を果たしています。
また、ICRCと連携し、家族と離れた人々の再会支援も行っています。

国際的な連携

国際赤十字・赤新月社連盟および赤十字国際委員会は、アフガニスタン赤新月社と共に情報を収集し、支援活動を調整しています。現地の医療機関への医薬品供給も進めており、必要な支援が届くよう努めています。さらに、2200万スイスフラン（約40億円）の緊急救援アピールを発表し、被災者への支援を拡充する計画が立てられています。