盲ろうコミュニケーション・キャンパスが開催され、感動のひとときが広がる
2026年2月11日、東京都新宿区にて「盲ろうコミュニケーション・キャンパス」が行われました。このイベントは、視覚と聴覚の両方に障害を持つ「盲ろう」者への理解を深めることを目的として、認定NPO法人東京盲ろう者友の会によって開催されました。当日は、約300名もの来場者が集まり、映画上映や講演、疑似体験など多様なアクティビティが行われました。
イベントの意義と目的
盲ろう者は、情報の取得やコミュニケーション、移動などにおいて大きな困難に直面しています。特に自立と社会参加には、通訳や介助者の支援が imprescindibly 必要です。しかし近年では、若い世代の支援者が不足しているのが現状です。そこで、本イベントは次世代を担う若者や一般市民に対して、盲ろうに対する理解を促進し、支援に対する関心を喚起することを狙いとしていました。
A会場(牛込箪笥区民ホール)の様子
この会場では心に響くコンセプトが設定されており、映画上映と講演が行われました。午前中には、「盲ろう者で初めて常勤大学教員となった」福島智さんとその母親の実話を基にした映画『桜色の風が咲く』が上映され、多くの観客が目を輝かせてストーリーに没頭しました。暗闇の中で希望を見出す親子の姿に、多くの人が感動を覚えました。午後には、福島氏自身による講演が開催され、220名が参加しました。福島氏は、自らの生い立ちやコミュニケーションの重要性について熱く語り、多くの質疑応答が行われ、参加者の関心の高さが見て取れました。
B会場(東京都盲ろう者支援センター)の体験プログラム
B会場では、さらに実践的な体験が提供されました。ここでは「盲ろう疑似体験」と「ミニセミナー」が実施され、各セッションはすぐに満席となるほどの人気でした。参加者はアイマスクと耳栓を着用し、「見えない・聞こえない」状態を体感することで、障害を身近に感じる貴重な体験ができました。また、盲ろう者と直接触れ合いながらコミュニケーションの技術を学ぶ機会も提供され、大いに盛り上がりました。
参加者の声
イベント終了後、参加者からは多くの感想が寄せられました。「実際に盲ろう者とコミュニケーションを取ることができ、理解が深まりました。」「福島さんの講演は感動的で、自身の将来の支援活動に活かしたいです。」といった声が届けられ、イベントの効果を実感することができました。
主催者の思い
認定NPO法人 東京盲ろう者友の会の事務局長、前田晃秀氏は「今日、多くの方々にご参加いただいたことに感謝します。特に、若い世代が関心を持ってくれたことが嬉しいです。盲ろう者とコミュニケーションの架け橋を作ることが、地域社会を豊かにすると信じています。」と述べています。
最後に
今回の「盲ろうコミュニケーション・キャンパス」は、盲ろう者への理解を深める素晴らしい機会であり、多くの参加者が感動や気づきを得たイベントでした。このような取り組みが、今後の共生社会の実現への第一歩となることを願っています。今後もこの活動が続くことを期待しましょう。