新上五島町の音声ガイドサービスで祈りの歴史を体感しよう

新上五島町の音声ガイドで歴史を感じる旅

新上五島町観光物産協会は、訪れる人に町の風土や歴史をより深く体感してもらうため、新たに音声ガイドサービスを開始しました。これにより、訪問者はスマートフォンを通じて新上五島町の魅力を音声で楽しむことが可能になります。ガイドURLはこちら。

音声ガイドは、昔の日本が交易や人の往来で賑わっていた「国境の島」としての新上五島町を舞台に設計されています。代表的なスポットには、山王山や青方神社、日島の石塔群などが含まれ、5つの物語が音声で語られます。新上五島町はかつて、遣唐使船や倭寇の船が寄港し、キリシタンの潜伏先でもあったという歴史を持ち、様々な信仰や人々の祈りが今なお息づいています。

そのため、音声ガイドを使えば目で見て体験するだけでなく、耳での体験も楽しむことができ、訪問者は新上五島町の歴史や文化を深く理解することが可能です。現地でのまち歩きはもちろん、旅行の計画中やフェリーでの移動中にも音声を通して上五島の物語を楽しむことができるため、旅行のスタートから終わりまでを彩る体験が提供されます。

音声ガイドの詳細

- 公開日: 2025年10月1日
- 製作: 株式会社ON THE TRIP
- 対象スポット: 山王山、青方神社、奈良尾のアコウ樹、日島の石塔群、津和崎灯台、海童神社など
- 利用方法: スマートフォンで「ON THE TRIP」アプリをダウンロードし、『上五島』を検索してください。詳細なガイドはこちらで確認できます。

新上五島町について

新上五島町は、長崎県の離島群の一部で、豊かな自然と歴史的な名所がうまく融合しています。多様な信仰や文化が育まれ、訪れるたびに新たな発見がある魅力溢れる町です。音声ガイドにより、観光スポットの背後にあるストーリーを知ることで、一層深く町の文化に浸れることでしょう。また、当町は歴史的な事象や人々の祈りを感じることができる重要なスポットとされています。

歴史イベント「遣唐使の道を辿るツアー」

さらに、令和7年9月14日から11月30日まで開催される「ながさきピース文化祭2025」では、新上五島町の日本遺産認定10周年を祝う特別なイベントが行われます。この機会に、『遣唐使の道を辿るツアー』も実施され、訪問者は最澄や空海が五島に寄港した歴史を体感することができます。

ツアーは、10月12日（日）に行われ、参加者は有川港から出発して、当時の航路を船で周遊します。参加費は1,000円で、飲み物や昼食は各自持参する必要があります。詳細は「ながさきピース文化祭2025」の公式ページで申し込みできます。これは新上五島町の歴史や文化に深く触れる貴重な機会となるでしょう。