大学とひらかたパークのPBL
2025-03-06 19:03:55

関西外国語大学とひらかたパークが手を組み社会課題に挑むプロジェクト

2024年4月から2025年1月の期間、関西外国語大学はひらかたパークにて
産学連携型課題解決授業PBL(Project-based Learning)を実施しました。
これは地域の社会課題の解決を目指すもので、ひらかたパークと
京阪グループが推進する「BIOSTYLE PROJECT」に基づいています。

PBLの目的


本年度のテーマは「ひらかたパークで社会課題の解決に寄与する企画を創出する」。
学生たちは地元枚方市の活性化に向けてアイデアを出し合い、
実際にそれを実施する過程を通して学びを深めていきました。

学生の活動


PBLでは学生たちが二つの具体的な取り組みを行いました。

1. 外国人観光客向けPR活動の実施

外国人観光客の増加を目指し、SNSを活用したPR活動を展開しました。
大阪や京都の観光客に対し、アンケートを実施し、
旅行情報が収集されるメディアや人気スポットを調査。
その結果を基に、ひらかたパークや周辺の日本食を紹介する
動画を新たに開設したTikTokアカウント上に投稿しました。

2. 「ROCKS FOR CHILE in ひらかたパーク2024」への参加

2024年11月30日から12月1日に開催される音楽フェス、
「ROCKS FOR CHILE」にボランティアとして参加しました。
このイベントを通じて地域の子どもたちを支援する活動を行い、
地域への貢献にも繋がりました。

学生のコメント


PBLに参加した学生は意見交換や企画立案の重要性を学びました。
関西外国語大学英語国際学部の木村小想さんは、
企画を形にする難しさを実感し、SNSを通じた発信の工夫を行ったと話します。
「他のメンバーと協力し、自分たちのアイデアを具体化できたことは
とても貴重な経験でした。」と振り返ります。

教員の視点


この課題解決型授業の担当教員である国際日本学科の鵜島三壽さんは、
学生の自主性を重んじつつ、ひらかたパークの協力もあり、
成功に至ったと語ります。「自由な発想から生まれるアイデアが、
地域に活用されていく様子を見ることができるのが、
この授業の醍醐味です。」

ひらかたパークの反応


ひらかたパークの営業チーム平山葵衣さんは、
学生たちが実施したアンケートを基に新たなTikTokアカウントの運用を開始したことを
成功の第一歩と評価しています。「彼らのフィードバックを活かして、
今後も地域活性化に貢献できる企画を進めていきたいです。」と締めくくりました。

最後に


関西外国語大学は1945年に創立され、約11,000名の学生が在籍する教育機関です。
国際社会への貢献を目指し、実践的な教育を展開しています。
今後も地域との連携を深め、次世代を担う人材の育成を推進していくでしょう。

会社情報

会社名
京阪電気鉄道株式会社
住所
電話番号

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