女子大学の未来
2024-05-28 07:00:02

女子大学の未来を探る新学長就任イベント、若者のジェンダー観を考察

フェリス女学院大学新学長就任記念イベント



来る2024年6月22日、フェリス女学院大学(横浜市)で、「Z世代の女性と大学教育―女子大学からジェンダーと大学教育を問い直す―」というテーマのもと、新学長である小檜山ルイ氏が就任記念イベントを開催します。主催は同大学のジェンダースタディーズセンターで、他に名立たる教育者たちが登壇します。

イベントの目的と背景



日本社会における構造的なジェンダー問題が根強く存在する中、女性に対する大学教育はどのような役割を果たすかを探求することを目的としています。本イベントでは、アメリカの高等教育と日本の大学教育の比較を通じて、未来の女性教育についての議論を行います。

登壇者について



登壇者には、フェリス女学院大学の学長である小檜山ルイ氏をはじめ、津田塾大学の高橋裕子学長、東京大学の矢口祐人副学長、同志社大学の三牧聖子准教授の4名が参加します。彼らはそれぞれ異なる視点から、女性とジェンダーについての専門的な知識を提供し、活発な議論を展開します。

  • - 小檜山ルイ:アメリカ女性史・ジェンダー史の専門家であり、大学運営においても長い経験を持つ。
  • - 高橋裕子:大学基準協会の会長など、教育界で幅広く活躍している。
  • - 矢口祐人:東京大学の国際化を推進し、教育改革に寄与している。
  • - 三牧聖子:近著にてこの世代の先鋭的なジェンダー観を論じている。

どのような議論が展開されるのか



イベントでは、女子大学が未来に向けてどのように変化していくべきか、また新たな役割とは何かを深掘りします。特に、エリート大学における男性中心的な構造の中で、女子学生がどのように立ち向かい、未来を描くのかについても焦点を当てます。Z世代の若者たちが持つジェンダー観がどのように大学教育を変革していくのかについての理解を深めることも重要なテーマです。

参加者について



本イベントは、フェリス女学院大学の関係者や一般の参加者を対象としており、参加費は無料です。ただし、事前の予約が必要で、定員150名となっています。参加希望者は、指定のURLから申し込みが可能で、録画配信を希望する方も予約が必要です。

開催詳細


  • - 日時:2024年6月22日(土)14:00~16:00(開場13:00)
  • - 会場:フェリス女学院大学緑園キャンパス内キダーホール
  • - 申込期限:2024年6月20日(木)

参加を希望する方は、 こちらのリンクからお申し込みください。

このイベントを通じて、参加者が女子大学の未来についての新たな視点を得ることが期待されています。

会社情報

会社名
学校法人フェリス女学院
住所
神奈川県横浜市中区山手町178番地
電話番号

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