C&W、加須に物流施設竣工
2024-06-26 16:25:50

C&W、埼玉県加須市に物流施設「LF加須」を竣工!アクセス抜群、広域配送拠点として機能

グローバル不動産総合サービス会社C&W、埼玉県加須市に物流施設「LF加須」を竣工



2024年6月12日、グローバル不動産総合サービス会社のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(以下、C&W)は、グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント株式会社(以下、CWAM)が加須ファシリティ特定目的会社を通じて、埼玉県加須市で物流施設「LF加須」を竣工したと発表しました。

アクセス抜群!広域配送拠点として最適な立地



「LF加須」は、東北自動車道(以下、東北道)「羽生」インターチェンジから約5.1km、「加須」インターチェンジから約5.8kmに位置しており、東京都心まで車で60分とアクセス抜群です。東北道及び首都圏全域へのアクセスが良好なため、広域配送拠点として最適な立地と言えるでしょう。加須・大利根工業団地に近接しており、24時間操業が可能なのも大きなメリットです。

充実した設備と高い汎用性を誇る物流施設



「LF加須」は、延床面積約27,000平方メートルの地上2階建てボックス型の物流施設です。柱スパンは間口11m×奥行10.5m、倉庫の梁下有効高さ5.5m、床荷重1.5t/㎡を確保し、荷物用エレベーター及び垂直搬送機を各4基実装しています。テナント区画は、一棟貸し、または、2分割に対応可能で、ブレースを用いない構造としたため、テナントのレイアウトの自由度が高い設計となっています。

さらに、駐車場は107台、大型車待機スペース14台を予め用意し、増設も可能です。倉庫全館への空調導入に対応可能な電気容量を予め確保するなど、様々な物流ニーズに対応可能な施設となっています。

サステナビリティにも配慮した設計



「LF加須」は、建築物省エネルギー性能表示制度 BELS5スター、ZEB Ready認証、建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証を取得しています。また、全国有数の日照時間が得られる地域特性を活用して屋根には太陽光発電設備を設置し、テナントによるグリーン電力の利用を可能にしています。

地域経済活性化と雇用創出への貢献に期待



CWAM代表取締役社長の田中義幸氏は、「当社は埼玉県加須市を、首都圏へのアクセスと北関東群馬・栃木・茨城へのアクセス両面の良さを併せ持つ、ポテンシャルの高いエリアと考えています。優れた立地特性と高い汎用性を持つ本施設の稼働が、地域経済のさらなる活性化と雇用創出、物流業界の課題解決に大きく貢献できるものと信じています。」とコメントしています。

C&Wの物流施設展開「LF」シリーズ



「LF」シリーズは、C&Wが運用する物流施設ブランドです。C&Wは、「LF加須」以外にも、奈良県、茨城県など全国で物流施設を開発・運営しており、今後も積極的に物流施設の開発を進めていく予定です。

施設概要



施設名:LF加須
所在地:埼玉県加須市上樋遣川3796-1
敷地面積:26,729㎡
延床面積:26,792㎡
構造:地上2階建て、鉄骨造
着工:2023年4月
竣工:2024年5月
認証取得:CASBEE Aランク(新築)認証、BELS 5スター、ZEB Ready認証
設計・施工:サンエス建設株式会社
設計監理監修:株式会社アクア

C&Wについて



C&Wはニューヨーク取引証券所に上場している世界有数の事業用不動産サービス会社です。世界約60カ国、400拠点に約52,000人の従業員を擁しています。施設管理、売買仲介、鑑定評価、テナントレップ、リーシング、プロジェクト・マネジメントなどのコア・サービス全体で、2023年の売上高は95億ドルを記録しました。

物流業界のニーズに対応する「LF加須」の魅力



C&Wが埼玉県加須市に竣工した物流施設「LF加須」は、アクセス抜群の立地、充実した設備、サステナビリティへの配慮など、様々な魅力を持つ施設です。

特に魅力的なのは、東北自動車道へのアクセスが良好な点です。首都圏へのアクセスはもちろん、北関東へのアクセスも良好で、広域配送拠点として最適な立地です。さらに、24時間操業が可能な立地であるため、物流業界にとって非常に魅力的な施設と言えるでしょう。

また、施設内には荷物用エレベーターや垂直搬送機が設置されており、荷物の搬出入がスムーズに行えます。テナントのレイアウトの自由度も高く、様々なニーズに対応できる設計となっています。

さらに、「LF加須」は、環境への配慮も積極的に行っています。建築物省エネルギー性能表示制度 BELS5スター、ZEB Ready認証、建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証を取得し、太陽光発電設備も導入しています。

C&Wは、今後も「LF」シリーズを通じて、物流業界のニーズに対応する質の高い物流施設を開発していくことを目指しています。「LF加須」の竣工は、C&Wの物流施設展開のさらなる加速を象徴する出来事と言えるでしょう。

今後の展望



「LF加須」の竣工は、C&Wが物流業界に注力していることを示すものです。今後もC&Wは、物流施設の開発を進めていくだけでなく、物流業界全体の課題解決にも積極的に取り組んでいくことが期待されます。

例えば、物流業界では、人手不足や環境問題などが課題として挙げられています。C&Wは、これらの課題を解決するために、最新の技術やノウハウを活用した物流施設の開発や、サステナビリティへの取り組みを強化していく必要があるでしょう。

今後、C&Wがどのような取り組みをしていくのか、注目していきたいです。

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