若者の未来設計を支援する新事業がスタート、地域の絆を深める

若者のライフデザインを支援する新しい取り組み

株式会社リンクアンドモチベーションが、この度こども家庭庁の「民間企業等と連携したライフデザイン支援事業」において実証事業の採択を受けました。この設計された事業は、将来のライフデザインを描くための支援を目的としており、特に若者を対象にしたプログラムが展開されます。

事業の目的と背景

こども家庭庁が提唱するこのライフデザイン支援事業の根底には、若い世代が自らの未来を設計できるように、企業が横のつながりを持ち、地域と連携して支えるという考え方があります。この考え方をもとに、今回13社が採択され、その中にリンクアンドモチベーションが選ばれました。

当社の提案は、地域に根ざした具体的な活動を含む内容が評価され、「取り組みの実現可能性が高い」との言葉をいただきました。特に、埼玉県秩父郡皆野町を舞台にしたワークショップは、この事業の鍵を握っています。

ワークショップの内容

イベントは「キャリアパート」と「ライフデザインパート」に分かれており、リンクアンドモチベーションがキャリアパートを担当します。ここでは「アイカンパニー」という概念を導入し、参加者が自らのキャリアを企業に見立てて構築する方法を学びます。このアプローチによって、主体的に将来を考える力を育むことを目指しています。

ライフデザインパートは株式会社IBJが主導し、参加者が自分のライフスタイルや価値観を明確化する手助けを行います。この二つのパートは相乗効果を生み出し、参加者の将来に対する意識を高めます。

地域とのつながり

ワークショップ終了後には参加者同士の懇親交流会を設定し、地域の若者たちがさまざまなバックグラウンドを持つ仲間と意見を交わす機会を設けます。こうした対話と交流は、地域への愛着を育み、若者が地域に定住・Uターンするきっかけとなることを期待しています。

今後の目指す展望

リンクアンドモチベーションは、若い世代のキャリアデザインとライフデザインの知見をさらに広げる計画を立てています。この実証事業から得られるデータを基に、官民連携を強化し、全国的なプログラムの実施を目指します。

また、将来的には対象年齢や実施方法、教材の設計を改良することで、汎用的なプログラムモデルを構築し、さまざまな自治体や教育機関と連携しながら、若者が自分らしい人生設計を描ける社会の実現を図っていきます。