アドベンチャーワールドで学ぶ！地域の未来を考える小学2年生の特別体験

アドベンチャーワールドでの学びの日

和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドは、地域教育の新たな試みとして、白浜町立西富田小学校との共同企画を実施します。今回のプログラムは、持続可能な開発のための教育（ESD）の一環として行われ、教科横断型の学びを提供するものです。

「地域のテーマパークで働く人に会いに行こう！」

この取り組みでは、2024年10月7日の午前9時から11時半の間に、同小学校の小学2年生49名がアドベンチャーワールドに訪れます。たくさんの動物たちが暮らすこのテーマパークで、子どもたちはパークスタッフとの対話や見学を通じて、実際の仕事を体験することが期待されています。

学びの内容

プログラムの内容は多岐にわたり、以下の活動が予定されています：
1. パークスタッフが働くエリアの見学 ー子どもたちはアドベンチャーワールド内でスタッフがどのように働いているかを直接見学します。
2. お仕事インタビュー ー児童たちがスタッフに様々な質問を投げかけ、仕事のやりがいや楽しさを知る機会になります。
3. 獣医師による講演 ー動物たちの専門家から、動物園での獣医師の役割について学びます。
4. 聴診体験 ー小さな体を持つモルモットの心音を聴くことで、動物に対する理解を深める教育プログラムです。
5. ワイルドアニマルメディカルセンターの見学 ー獣医師やスタッフがどのように動物をケアしているかを観察し、実践的な知識を学びます。

これらの活動を通じて、子どもたちは動物や人々、社会とのつながりを実感し、命の尊さや働くことの意義を体感することができます。

ESDプログラムの理念

ESDは、現代社会の問題を自らの問題として捉え、解決につながる価値観や行動様式を育てる学びを重視しています。本プログラムでは、生活科の「町たんけん」、国語科の「どうぶつ園のじゅうい」、そして特別活動としてのキャリア教育の三つの要素が組み合わさった学びが行われます。こうした学びを通じて、子どもたちが未来を考える力を育むことを目指しています。

アドベンチャーワールドとSDGs

アドベンチャーワールドは「こころにスマイル未来創造パーク」の理念の下、全ての生命が共存する未来を目指しています。SDGs（持続可能な開発目標）に基づき、自然や資源の循環を重要視し、様々なコミュニティや世代がつながることを楽しんでいます。これらの活動は、地域の子どもたちにとって貴重な学びの場となり、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となるでしょう。