株式会社日立産機システムのIoT対応給水ポンプユニット「IJ3シリーズ」が、この度、一般財団法人ベターリビングによる社会貢献優良住宅部品(BL-bs)認定を取得しました。この認定は、製品が社会的要請に対応し、より良い社会作りに寄与する特長を備えていることを示しています。日立産機はこのシリーズを、10月10日から12日まで名古屋市で開催される第34回管工機材・設備総合展及び、10月23日から25日まで東京都にて行われる第56回管工機材・設備総合展に展示する予定です。
給水ポンプユニットの必要性
給水ポンプユニットは、ビルやマンションなど高層建物の上層階に水道水を供給するために欠かせない装置です。従来、このユニットの保守運用は専門技術者によるものが中心でした。技術者の高齢化や少子化などの問題から、専門知識を持つ人材が不足し、作業の効率化が急務となっています。
IJ3シリーズの特長
IJ3シリーズは、日立産機の設備監視サービス「FitLive」に対応しています。このサービスによって、ユーザーはPCやスマートフォンを介して機器の稼働状況を遠隔で監視することが可能になります。さらに、稼働データをもとに部品交換のタイミングをお知らせし、運転時間や異常履歴を分析することで、故障を未然に防ぐ保守コンサルティングも受けられます。このように、IJ3シリーズは保守運用の労力・コストを削減し、安定した運用を実現します。
これらの特長が評価され、IJ3シリーズは「労働の負担軽減」や「安心して生活できる社会の実現」に大きく寄与する製品としてBL-bs認定を受けました。
日立産機システムのビジョン
日立グループはデータとテクノロジーを駆使して持続可能な社会の実現を目指し、社会イノベーション事業を展開しています。日立産機システムは、空気圧縮機や配電用変圧器、モーターなど、様々な産業向けの製品とサービスを提供し、CO2排出量の削減を目指した高効率なグリーンプロダクトを生産しています。彼らは「Leading a Sustainable Future」をスローガンに掲げ、社会の様々な課題解決に努めています。詳細については、日立産機システムのウェブサイトを訪れてみてください。