神戸の恵みと音楽が交差する夏のSDGsイベント
8月30日、神戸市東灘区に位置するライフスタイル商業施設「御影クラッセ」で、地元の魅力あふれる農産物とジャズが織り成す特別なイベント「BE KOBE農産物 × JAZZ 夏の終わりの夕暮れマルシェ」が開催されます。このイベントは、神戸市が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環として開催され、地域住民とのつながりを深めることを目的としています。
このマルシェでは、神戸の農産物「BE KOBE農産物」にフォーカスし、その魅力を余すことなく伝えます。8月31日の「お野菜の日」に先駆けて、地元の新鮮な農産物が並び、来場者は多彩な食の体験を通して、地域の魅力に触れることができる貴重な機会となっています。
地元の農産物を堪能できる多彩な体験
マルシェエリアには、地元の農産物を紹介するブースが設置され、JA兵庫六甲や神戸市経済観光局の職員がスタッフとして常駐しています。参加者は生産者との対話を通じて、旬の食材の背景や生育方法を理解し、地産地消の意義を再認識します。また、嬉しいことに、このマルシェを通じて学びや気づきを得られるワークショップも開催されます。
特に注目したいのは、甲南大学茶華道料理部道心会が提案する「BE KOBE農産物」を使用したオリジナルレシピの配布です。ここでは地元の新鮮な素材を使った料理のレシピが紹介され、家庭でも手軽に地元の味を楽しむ方法を学ぶことができます。
さらに、さまざまなテナントが出店し、特別メニューを提供します。白鶴御影MUSEからは神戸ワインの試飲があり、スターバックスでは特別なコーヒー飲み比べができます。プロフーズは新たに開発した「小松菜パンナコッタ」を試食として提供し、オーガニックワンは無添加の美味しいスイーツや調味料を出店します。
親子で楽しむ体験型ワークショップ
会場では、お子様向けの体験型ワークショップも開催されます。「野菜の絵の具」でお絵描きをテーマにしたこのワークショップでは、実際に野菜を使って絵具を作り、オリジナルのキツネのお面を制作することができます。子どもたちは遊びながら自然や農業に対する興味を深めることができ、五感を使った楽しい体験を提供します。
心温まるジャズの生演奏
夕方からはJAZZの生演奏も予定されており、甲南大学のJAZZ研究会と神戸市立原田中学校のブラスバンド部が特別なステージを披露します。ジャズの心地よい音色に包まれながら、マルシェの賑やかな雰囲気が高まります。楽しみながら、神戸の美味しい食材と音楽を堪能できる夕暮れにぴったりのイベントです。
このイベントは、ただの食のマルシェではなく、未来の食と暮らしを考える“やさしい気づき”に満ちた体験型SDGsイベントです。夏休みの最後を彩る特別なひとときを、ぜひご家族や友人と一緒にお楽しみください。
開催概要
- - 日時: 2025年8月30日(土) 16:00~20:00
- - 場所: 御影クラッセ1F広場、3階エスカレーター横
SDGsの理念を実感できるこの夏のイベント。神戸の恵みを味わいつつ、心に残る体験をぜひ!