SEA/J CTF大会2025の開催
一般社団法人セキュリティ・エデュケーション・アライアンス・ジャパン(SEA/J)が、2025年8月5日に「SEA/J CTF for Students」第三回大会を開催しました。この大会は、ITを学ぶ学生たちにとって、セキュリティスキルを実践的に磨く貴重な機会となっています。
CTFとは?
Capture The Flag(CTF)競技は、サイバーセキュリティに関する幅広い問題を解決する形式で進行します。参加者は与えられた課題をクリアすることでポイントを獲得し、最終的に最も得点を稼いだチームが勝者となります。この形式は、単なる座学に頼らず、実践的な学びを追求できるため、学生たちの理解をより深めていく重要な要素です。
参加者の動向
今回の大会には、46チームから137名の学生が参加し、朝10時から夕方5時までの7時間にわたって競技を繰り広げました。大会は「オープンクラス部門」と、1年生のみで構成された「フレッシュマンクラス部門」に分かれて行われました。特に1年生にとっては、CTFが難易度の高い競技であることから、出場機会を設けることでセキュリティへの興味を喚起する狙いがあります。
優勝チームの誕生
競技の様子は非常にスリリングでした。チーム間の抜きつ抜かれつの激しい攻防が繰り広げられ、最終的にはKCS大分情報専門学校のBishopチームが見事に優勝を果たしました。昨年度、同校のチームは惜しくも2位だったため、雪辱戦の意味も含まれていました。この大会では、基礎的な問題に対する解答率が非常に高く、参加者たちの知識とスキルの向上を示す結果となりました。
問題傾向と参加者のフィードバック
今年の大会では、難易度の高い問題を少し増やしたものの、全体の難易度は過去2回の大会とほぼ同等でした。参加者たちは「難しさ」を感じながらも、その中で楽しさを見出していた様子がアンケートから伺えます。多くの参加者が「役立った」との感想を寄せており、これは競技を通じた試行錯誤がスキルアップにつながり、仲間との議論や問題解決を楽しみながら行える貴重な経験となったことを示しています。
今後の展望
SEA/Jは今後も学生に向けたセキュリティ教育の推進を図るため、CTF大会を通じて安全なデジタル社会の実現に向けた人材育成を続けていく方針です。ITに関わらず、さまざまな分野からの学生の参加が期待され、CTFという競技が広がっていくことが望まれています。
優勝チームの詳細なインタビュー記事も近日公開予定ですので、お楽しみにしてください。競技の様子や結果についての詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。