脱炭素推進の新たなパートナー『eneGX』誕生の背景を探る

企業が脱炭素に取り組む時代が、今まさに訪れています。株式会社エナリスは、特に企業の脱炭素推進を支援するための新しいブランド『eneGX』を発表しました。このブランドは、企業が脱炭素に向けた計画を立てるところから目標達成まで、全てのフェーズで支援することを目的としています。その名の通り、エネルギーとグリーントランスフォーメーション（GX）の融合を目指しており、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとも言えます。

背景と目指す方向性

2050年にはカーボンニュートラル社会の実現が必要とされ、より多くの企業が脱炭素への取り組みを強いられています。しかし、大企業だけでなく中小企業にもこの変革は求められるため、国全体で取り組む姿勢が重要です。しかし、企業ごとに脱炭素のアプローチは異なり、取り組む上での方法などにバラつきが見られます。エナリスはこうした現状を踏まえ、企業に寄り添った支援を行うことを決めました。

これまでもエナリスは、再生可能エネルギーや環境証書の販売、オフサイトPPAの提供、自己託送の支援などを行ってきましたが、企業からの「どこから始めればいいかわからない」「リソースが足りない」といった声を受け、さらに包括的な支援が必要であると考えました。これが『eneGX』の誕生に繋がったのです。

提供するソリューション

『eneGX』は、企業の脱炭素推進を一から十まで支援します。具体的には、CO2排出量の可視化から削減計画の策定、施策の実施、そしてその後の報告までのプロセスを4つのフェーズに分け、企業がどの段階にあっても適切なサービスを選びやすく整理されています。

さらに、テナント向けやVPP・DRの導入を希望する企業向けのパッケージも用意し、様々なニーズに応える取り組みが進められています。