専修大学とビルディットが開発した新しい就活支援コンセプト
最近、株式会社ビルディットが専修大学経営学部の足代訓史ゼミと共同で、「Stockr」という振り返りノートアプリの新たな利用シーンを探るプロジェクトを実施しました。この活動は、2023年1月22日に行われた最終発表会で集大成を迎えました。参加学生は、Z世代特有の自己理解を深めるための独自のコンセプトを発表しました。
プロジェクトの目的
本プロジェクトの主な目的は、就職活動が早期化する中で、学生の自己理解を助ける新しいサービスを創出することです。SNSの発展により、学生は情報を集めることには慣れていますが、蓄積した情報を実際の体験や行動に結びつけられないケースが多いと指摘されています。これが、就職活動における大きな課題となっています。
「Stockr」の役割
「Stockr」は、日々の出来事や感情を記録し、その振り返りを通じて自己理解を深めるアプリです。社会人を主なターゲットとしていた同アプリは、大学生に対しても有効であると考えられ、そのための仮説を立てて厳格に検証されました。
最終提案会の成果
発表会では、3つの主要なコンセプトが提案されました。
チームA:思考の居場所作り
最初のチームはSNSで集めた情報をただ保存するのではなく、自己思考を促す「思考の居場所」として「Stockr」を活用するというアイデアを出しました。調査結果によると、多くの学生がSNSの保存機能を利用してはいるものの、記録した内容を実際に振り返っているわけではなく、このギャップを埋める必要があるとしています。
チームB:挫折を自信に変える
次のチームは、インターンシップなどでの挫折を記録することで次の行動に結びつけ、自信を築く方法を提案しました。約半数の学生が自信の不安に悩んでいるとの調査結果があり、これを解決する手段として「Stockr」の直接的な利用が期待されています。
チームC:自発的なキャリア構築
最後のチームは、AIツールに依存せずに自己分析を行い、自発的にキャリアを構築する方法を模索しました。自己分析に苦戦する多くの学生が「結果が抽象的すぎる」と感じていることから、実際の体験を元にした言語化が重要であると強調しました。
まとめ
AIや自己分析ツールの利用が一般的になりつつある時代において、学生が提案した3つのコンセプトは、自分の経験を振り返り、具体的な言葉に落とし込むことが重要だと認識させてくれます。これは、就職活動における自己理解を深め、自信を持って臨むための有効な方向性とも言えるでしょう。未来の学生たちが自らの言葉で未来を語れるようになる手助けとなるこのプロジェクトの影響が楽しみです。
開催概要
- - 日時:2026年1月22日(木) 14:50~17:15
- - 場所:専修大学 生田キャンパス 10号館 101G教室
- - 参加者:専修大学 経営学部 足代ゼミ学生、教授、株式会社ビルディット代表 など
「Stockr」について
振り返りノートアプリ「Stockr」は、単なるタスク管理や日記機能を超え、利用者が書いた内容を振り返ることで自己理解を促進します。従来のアプリとは異なり、1つのプラットフォームで「記録」「振り返り」「可視化」を一括して行い、ユーザーが成長するためのサポートを提供します。総ダウンロード数は約7.5万件(2026年2月時点)と、多くの人々に利用されています。
株式会社ビルディットについて
教育テクノロジー企業である株式会社ビルディットは、「あなたの成長が、世界をより良くする」という理念のもと、教育に関わる仕組み作りに取り組んでいます。彼らの取り組みが今後の教育界に与える影響は計り知れません。