新たな英会話学習の形、メタバースとオンラインの融合
株式会社fondi(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野原樹斗)が、オンライン英会話サービスで知られる株式会社スカイトーク(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:へーラトサマン)と手を組み、インドネシアの英語学習市場に関するニーズ調査を実施しました。この取り組みは、オンライン英会話やメタバース空間の利点を最大限に利用することで、ユーザーの声を直接反映したサービス作りを目指しています。
調査の背景
fondiのメタバース空間では、ユーザー自らが英会話イベントを主催できる「Event」エリアを導入し、日々のイベント開催数が増加中。現在ではほぼ毎日100件以上のイベントが行われ、その成長は登録ユーザーの増加と同期しています。このイベントの中で、SkyTalkのプロ講師が無料の英会話レッスンを提供し、その際に行われるアンケートを通じて、インドネシアのユーザーが求める英語学習ニーズを探ることになりました。
調査の方法と成果
イベント空間では、参加者が共有する関心があるテーマを軸に自然な形で集まり、インタラクティブなコミュニケーションを実現。アバターを使った会話スタイルにより、参加者は匿名性が保持され、リラックスした状態で意見を述べることが可能になります。この心理的な安全性は、より深いヒアリングを可能にし、調査の質を向上させています。
今回の調査を通じて、実に90%のユーザーが「満足」または「非常に満足」と回答し、SkyTalkの提供する英会話レッスンに対して高い課金意欲が示されました。これにより、需要の多様性と市場のポテンシャルが伺えます。また、調査に協力した参加者にはfondiのプレミアムアカウントの無償提供が行われ、英語学習支援に対するブランドイメージの向上を図っています。
メタバース空間の強み
fondiが利用するメタバースの特性により、コストや時間を抑えつつも高品質な市場調査が実現可能です。この手法は、東南アジアや中東、アフリカなど経済成長が著しい国々に対しても適用され、今後の実施案件に注目が集まっています。メタバースによって得られるリアルなインサイトは、企業の戦略作りにおける貴重なデータとして活用されることでしょう。
fondiとSkyTalkの概要
fondiは、言語学習者が実践的な外国語会話を楽しめるメタバース空間を提供し、2020年からサービスを開始しています。現在では多くのユーザーが世界中で活用しており、その中でも海外ユーザーが96%を占めています。
一方、SkyTalkはフィリピンから現地講師を招いたオンライン英会話サービスを2009年に開始し、親しみやすい講師陣とともに、一人一人が自身のペースで成長するためのプラットフォームを提供しています。
新しい形の教育サービスが生まれつつある中、このコラボレーションは今後の英会話学習の新しいスタンダードとなる可能性を秘めています。