三国港の開化
2025-11-28 09:51:03

三国港の文明開化を象徴する特別展が開催中

三国港の文明開化を象徴する特別展が開催中



福井県坂井市に位置する龍翔博物館では、12月7日までの期間限定で特別展「文明開化の華~龍翔小学校とエッセル堤~」が開催されています。この展覧会では、明治時代の三国港の様子を伝える重要な資料が展示されており、来場者に多くの発見と感動を提供しています。

特別展の目玉は、三国港の象徴的な建物である「龍翔小学校」と「エッセル堤(三国港突堤)」が描かれた引札という広告チラシです。最近、新たに発見された引札には、当時の三国港の開化ぶりが詳細に描かれており、特にこの引札が描く龍翔小学校の姿は、五層八角形という独特な形状で、多くの人々の視線を引き付けています。

この新発見の引札は、明治15年から21年の間に金沢で印刷されたもので、保存状態も非常に良好です。印刷は和紙で行われ、木版による色鮮やかな多色刷りが施されています。描かれている内容は、港に並ぶ蔵や、右手の丘にある龍翔小学校、左手にはエッセル堤が見える賑やかな様子がリアルに表現されています。入港する大型汽船や橋を渡る人々の姿も見られ、まさに当時の三国港の魅力を余すところなく伝えています。

引札の左側には、広告主の業種や店名を記入するスペースがあり、今回発見された引札の広告主は地元の宿泊施設「阪井港竪町鈴木喜三郎」とされています。この地域は1871年から1899年まで「阪井港」として知られ、多くの人々が往来し賑わっていたことがうかがえます。

今回の引札が発見された場所は福井県南越前町の個人宅で、所有者の祖父が大切に保管していたものです。このことからも、当時の美術や商業文化における重要性が伺えます。さらに、特別展では先に展示されていた2つの引札も並べており、保存状態は今回発見された引札が最も優れています。

特別展では、三国港に築かれた重要文化財「エッセル堤」や、擬洋風建築の「龍翔小学校」に関連する貴重な資料も約60点展示されています。明治前期における北陸地方の急速な開化の様子が理解できる貴重なチャンスです。展示の運営は平日午前9時から午後5時まで行われ、水曜日は休館日となります。観覧料は大人700円、また高校生は無料です。

加えて、12月7日の日曜日には、同館の学芸員による講演「龍翔小学校にまつわるエトセトラ」が午後2時から開催されます。講演会は入館料が必要ですが、参加することでさらに理解を深める良い機会となることでしょう。

この機会にぜひ、三国港の文明開化を象徴する特別展を訪れて、その歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。詳細については坂井市龍翔博物館までお問い合わせください。電話番号は0776(82)5666です。


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坂井市役所
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福井県坂井市坂井町下新庄1-1
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