2027年卒の就活状況
2026-06-12 11:27:53

2027年卒業予定の大学生、就職活動の現状と不安を探る調査結果

株式会社マイナビが実施した「マイナビ2027年卒大学生キャリア意向調査5月」の結果が発表されました。この調査は全国の大学生、大学院生を対象に行われ、2027年に卒業予定の学生の就職活動の動向や進路決定の状況を明らかにしています。

調査によると、2027年卒業予定の学生の内々定保有率は76.4%となり、前年同月比で0.7ポイントの減少が見られました。文系学生の内々定保有率は73.2%、理系学生は81.3%ですが、いずれも前年同月をわずかに下回った結果となりました。このデータからは、就職活動が厳しさを増す中で、内々定を持つこと自体の難しさが伺えます。

また、就職活動を継続する学生は26.8%で、前年同月比0.9ポイントの減少となっており、未内々定者と合わせた活動継続率は50.4%です。この個別の数値に注目すると、内々定を受けながらも就職活動を続ける学生は前年よりも若干減少したことが分かりますが、未内々定者の増加が影響していると考えられます。

さらに、就職活動に対する不安を感じる学生の割合は、未内々定者では83.6%、内々定を持つ学生でも63.3%と、全体として増加傾向にあります。このデータから、不安を抱える学生が増え続けていることが明らかになり、特に未内々定者の多くが選考予定の企業を増やす方向へと進んでいます。実際、今後何社の選考を受ける予定かとの質問には、全体で平均4.8社、未内々定者は平均7.0社と、前年よりも多くの企業を受ける意向が示されています。

調査の担当者は、「27年卒業予定の学生の内々定保有率は前年並みでありながら、未内々定の学生の間で不安が強まっている。このような状況に対応するため、企業は学生への情報提供を丁寧に行う必要がある」とコメントしています。特に、キャリアの選択肢が多様化する今、学生はそれぞれ異なる状況に応じた不安を抱えているとし、焦らず自分にとって納得のいく進路選択を行ってほしいと呼びかけています。

この調査は2026年5月25日から5月31日までの期間に実施され、1,841名の大学生、大学院生からの回答を得ています。今後の進路選択に悩む学生たちにとって、こうした調査結果は参考になることでしょう。自分の活動を見直し、よりよい選択をするための一助となることが期待されています。


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