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春の訪れを感じる帝国ホテルのフラワーショー

冬の寒さが和らぎ、早春の兆しが見え始める中、帝国ホテル 東京では「スプリングフラワーショー」が開催されます。この催しは、著名なガーデンデザイナーのケイ山田氏によるもので、2022年2月24日から25日の二日間、入場無料で実施されます。会場は本館2階の牡丹の間で、訪れる人々を魅了する春の花々で彩られます。

テーブルの上に広がる春のガーデン

今回のフラワーショーの目玉は、ケイ山田氏が手掛けたショーガーデンです。中央に設置されたテーブルに、スノードロップ、ムスカリ、原種のシクラメンや笛吹水仙、イングリッシュデイジーなどが美しく配置され、春の息吹を感じさせます。また、赤い色合いを放つコルヌスの枝が、冬の陽を浴びて一層引き立っています。これらの植物は、テーブルウェアとともに見事に調和し、春らしい優雅なひとときを提供します。

寄せ植えの芸術

同時開催される寄せ植えの芸術展では、英国の春をテーマにした多彩な寄植えが紹介されます。根付き植物を用いたコンテナガーデンは、SDGsにも貢献するトレンドとして注目されており、緑の大切さを再認識させるきっかけとなるでしょう。お花好きの方々にとって、春を待ちわびる素敵な時間が作られることで、心に癒しやエネルギーをもたらすことを期待しています。

ケイ山田のファッションブランド50周年

さらに、ケイ山田氏のファッションブランド「バラ色の暮し」の50周年を記念した特別展示も行われます。この展示では、2022年の新年コレクションが発表され、春のガーデンをテーマにしたファッションも楽しむことができます。

ケイ山田のプロフィール

ケイ山田氏は、英国園芸研究家でありガーデンデザイナー、さらにはファッションデザイナーとして活躍する一方、家政学院大学の客員教授でもあります。彼女は1990年に日本初の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」を開園し、その功績により数々の国際的な舞台でも評価されています。特に、英国チェルシーフラワーショーでは3度のメダル受賞を果たし、2001年にはエリザベス女王主催のガーデンパーティーにも招待されています。その後も日本人女性として初の日英協会賞を受賞するなど、英国園芸の第一人者としての地位を築いています。

この春のフラワーショーには、ケイ山田氏自身も会場に立ち、訪れた方々に直接案内を行います。春の訪れとともに、心豊かなひとときを帝国ホテルでお楽しみください。

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