「RED U-35 2025」 募集開始
本日、料理界の未来を担う若手シェフを対象にした「RED U-35 2025」の募集が開始されました。このコンペティションは2025年に大阪で開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)で、シグネチャーパビリオン「EARTH MART」と連動しています。このイベントでは、料理を通じて地球の食の未来に貢献するアイデアを持った若手プロフェッショナルを発掘し、応援します。
応募テーマと審査の流れ
今年の応募テーマは「日本から世界へ EARTH FOODS 25」。審査に参加する料理人は、日本独自の食文化を世界に広めるための特定の食材や技術を提案します。今回選ばれた25種の食材は、日本が培ってきた「海藻文化」や「発酵文化」など、地球に優しい食を支えるものです。
審査は三段階にわたり、最終的には10月のファイナルで試食審査が行われ、1位に輝くシェフが選ばれます。授賞式は「EARTH MART DAY」の一環として行われ、参加者は万博の舞台でその栄誉を称えられることになります。
サポートと審査員
「RED U-35」は、2013年の発足以来、多くの若手シェフを支援し続け、今回で12回目の開催となります。審査員には、著名な料理人や業界のリーダーが名を連ねており、今年は特に三ツ星レストランのオーナーである米田肇氏が新たに加わります。これは、参加者にとって大きな刺激となり、実力を試すチャンスでもあります。
未来のための挑戦
小山薫堂氏がプロデューサーを務める「EARTH MART」は、食の循環をテーマにした新しい形のスーパーマーケットで、来場者は多様な食体験を通じて、食文化の価値を再認識することができます。
「RED U-35 2025」は、未来を担う若手料理人たちが、自身の技術や革新的なアイデアを発表できる場として、国内外の料理界に大きな影響を与えることを目指しています。日本の調理技術や知識を世界に広め、国際的な舞台で評価される機会は決して多くありません。
参加資格
「RED U-35」に応募できるのは、2025年12月31日時点で35歳以下の料理人で、日本国内外で調理に関わる仕事に従事する者です。また、外国籍の場合は、日本国内での料理関連の職務経験が1年以上求められます。これは、国際的な視点からも魅力的な料理を創造できる人材を集めるための条件とされています。
応募情報
・ 応募期間:2025年4月1日(火)14:00~28日(月)16:00(日本時間)
・ 詳しい情報は大会の特設ページ
こちらをご覧ください。
料理の未来を形作る若手シェフの挑戦を是非お待ちしております。次世代を担う彼らが、どのような映像を描くのか、一緒に楽しみにしましょう。