東京都水道局が新システム導入に向けた再構築を決定
東京都水道局は、固定資産事務システムの再構築へと進む決定をしました。当社は2026年3月17日、関連業務委託に関して落札者として選ばれたことをお知らせします。このシステムの刷新は、東京都水道局が抱える業務負担を軽減し、より効率的な運営を実現するための重要なステップです。
1. 事業の背景と目的
現在、東京都水道局では多数の固定資産や投資資産の管理が行われています。この管理は、固定資産事務システムおよび資産バンクシステムの二つによって運用されていますが、業務の処理手順が複雑であるため、業務負荷が増大しています。また、法改正や事務系ネットワークの廃止といった変化にも対応しなければならず、これまでのシステムには限界が見えてきました。
東京都水道局はこれらの課題を解決するため、令和6年度内に固定資産業務の改善とシステム再構築の基本構想を策定しました。この基本構想をもとに、次期システムの設計や構築業務を委託するためのプロジェクトが始まります。
2. 事業の概要
この事業の概要は以下の通りです。
- - 件名: 東京都水道局固定資産事務システム再構築に係る設計・構築等業務委託
- - 落札金額: 約1.5億円
- - 契約期間: 令和8年4月1日から令和9年9月30日まで
- - 業務規模: 固定資産件数は令和6年度末で5万件以上
3. 提案の内容
当社の提案では、再構築対象の固定資産事務システムおよび資産バンクシステムを一元管理できる新しいパッケージシステムを導入します。これにより、業務の改善を実現することを目指しています。
提案の中で重視したのは、以下の5つのコンセプトです。
1.
一元管理: 工事から資産までをシステム内で関連付けて、業務を完結させる。
2.
業務の平準化: 時系列の制約を取り払い、増減登録を随時行えるようにすることで、決算期の繁忙を和らげる。
3.
法改正等への対応: 汎用統合システムを導入し、使用性と継続性を高める。
4.
利活用の推進: 未来の償却や除却費シミュレーションにより、予算作業を効率化する。
5.
セキュリティの確保: 柔軟かつ安全なシステム基盤を保持。
さらに、システムの稼働率を99.5%を目指すという具体的な目標も設定しています。導入される固定資産管理システム「SkyScraperFA」は、業務の効率化を図るための核となる製品です。
まとめ
このプロジェクトは、東京都水道局の業務改革に向けた重要な一歩であり、現行システムの単なる更新ではなく、長期的なビジョンに基づいた未来志向の取り組みです。今後の進展に注目が集まります。改善された業務プロセスは、水道事業の安定的な運営を支え、東京都民の水供給に貢献することが期待されています。