新たなモビリティへのステップ:三菱オートリースと東北電力の提携
2023年秋、三菱オートリース株式会社と東北電力株式会社は、EV普及を促進するための業務提携を発表しました。双方が持つ知見とリソースを融合させ、特に東北地域において環境に優しい交通手段の普及を目指します。
提携の背景と目的
近年、環境問題への対応が急務となっている中、多くの企業や自治体が脱炭素に向けた取り組みを加速しています。それに伴い、電動車(EV)の導入が急速に進みつつあり、三菱オートリースもこの流れを受けて、自社のリースノウハウを最大限に活用してEVの普及と導入支援に取り組んでいます。
この度の提携は、特に東北地域におけるEV利用の拡大を目指しており、東北電力が持つエネルギー供給のノウハウと、三菱オートリースの自動車リースの専門知識を組み合わせて、お客様のニーズに合ったEV導入を支援することが目的です。
提携内容の詳細
この業務提携には、以下の2つのモビリティソリューションが含まれています。
1.
Harmmo ZERO(ハーモゼロ)
法人や自治体向けに提供される「Harmmo ZERO」は、初期費用がゼロで、ストレスフリーかつ再生可能エネルギーで充電可能なEVを利用できる画期的なサービスです。東北電力が充電インフラを設置し、三菱オートリースがEVのリースを行います。
2.
Harmmo EVバス(ハーモEVバス)
このサービスはEVバスに特化しており、バッテリーの容量や充電インフラの運用に焦点を当てた利用支援を提供します。東北電力が充電施設の運用と保守を担当し、三菱オートリースがバスのリースを担当することで、円滑なEVバス運行を実現します。
さらなる展開を予感させる未来
これまで以上に、三菱オートリースはこの提携を通じて東北地域におけるEVの普及を一層加速させる考えです。また、東北電力との協力を強化し、リースに限らず、車両の稼働分析やEV導入に関するコンサルティングサービスを拡充する予定です。これにより、顧客にさらに付加価値の高いサービスを提供し、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出します。
会社概要
三菱オートリース株式会社は、東京都港区に本社を置き、自動車やモビリティ関連のリース業務やメンテナンスを行う総合ソリューション企業です。近年は特に環境に配慮したEVソリューションに力を入れています。
公式サイト:
三菱オートリース