ダッソー・システムズ、XROBOCON 2025での3DEXPERIENCEプラットフォーム提供
ダッソー・システムズ株式会社が、2025年に開催されるロボットコンテスト「XROBOCON 2025」において、3DEXPERIENCEプラットフォームを用いた支援を行うことを発表しました。このプラットフォームを通じて、参加する多様なチームの円滑なコミュニケーションとロボットの設計・開発をサポートします。
XROBOCONとは?
XROBOCONは、株式会社NHKエンタープライズが主催する新しいロボットコンテストで、技術と創造力の共創を目指しています。初回の開催が決定しており、2025年の8月25日から27日まで大阪の関西万博のEXPOホール「シャインハット」で実施されます。このイベントは全年齢層が参加でき、未来の技術への理解と興味を醸成することを目的としています。
ダッソー・システムズの取り組み
ダッソー・システムズは、2002年度から5年間にわたって「全国高等専門学校ロボットコンテスト」を協賛し、技術者の育成に貢献してきました。特に2007年以降は、SOLIDWORKSソフトウェアの無償提供に加え、ユーザー会のボランティア支援を通じた継続的なサポートも行っています。今回のXROBOCONでも、多様な参加者が創造性を発揮できる環境を整えるため、力を注いでいます。
このロボットコンテストでは、日本中から集まった学生や社会人、異なる分野のエンジニアおよびクリエイターが混成チームとして結成され、3DEXPERIENCEプラットフォームを活用してロボットを設計・開発していきます。
クラウド環境の利点
このプラットフォームはクラウド環境で提供されるため、異なる場所で活動しているチームメンバーたちが、効果的にコラボレーションすることが可能です。それぞれの拠点や活動時間が異なる状況でも、シームレスに情報を共有し、リアルタイムで意見交換を行うことができます。
教育と人材育成の取り組み
ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCE Eduを通じて未来の人材育成にも注力しています。このプログラムでは、学生や社会人が業界に必要なスキルを習得し、持続可能なイノベーションを促進し、社会で活躍する人材を育成することを目的としています。また、最近は国内の教育機関や政府との連携を強化しており、持続可能な社会の実現に寄与する人財の育成を目指しています。
まとめ
今回のXROBOCON 2025での3DEXPERIENCEプラットフォームの提供は、ダッソー・システムズの未来の人材育成への取り組みをさらに推進するものです。このプラットフォームを通じて、企業の枠を超えた幅広いユーザーに向けたバーチャル環境が創造され、これからの技術者たちが求められる能力を高めていくことでしょう。ダッソー・システムズは、今後もその活動を通じて、持続可能な革新と社会に対する積極的な影響を与える役割を担っていきます。
詳しい情報は、
ダッソー・システムズ公式サイトをご覧ください。